サイゾーウーマンコラム『ロンバケ』幻の企画書 コラム 佃野デボラの「味コン」!! 『夕暮れに、手をつなぐ』脚本家・北川悦吏子の過去作『ロンバケ』を伝説の「企画書」とともに味わう 2023/04/01 17:00 佃野デボラ(ライター) 佃野デボラの「味コン」!! 『ロンバケ』の“威光”を骨までしゃぶり尽くす大先生。違法アップロード動画『ロンバケの裏側』への「大はしゃぎリンク」 このように、「『ロンバケ』への賛辞ちょうだいキャンペーン」真っ盛りの大先生だが、26日夜には、 《こんなもの、見つけた(ハート型エクスクラメーションマーク)ロンバケの裏側》 と、ご機嫌でツイートし、YouTubeにアップされた当時のメイキング番組『ロンバケの裏側』(※正式な番組タイトルは『ドラマの裏側 VOL.7 一行の台詞から…』)へのリンクを貼っていた。しかし、何を思ったか翌朝にはこのツイートを削除。そしてなぜか翌々日の28日夜に、 《私、若くて野暮くて、一生懸命で、いい気^_^。若気の至り。27年前かあ。あなたの27年後は病気でけっこう大変だけど、でもそんなに悪くもないよ、いいこともあるよって、教えてあげたい^_^。てか、まだ書いてんの?って言いそう、27年前の私。》 と、『ロンバケ』から27年の後も(大先生が思う)脚本家の“第一線”で活躍している自分にうっとりしながら、文言を変えてツイートし、再び『ロンバケの裏側』のリンクを貼り直している。 一応“業界人”である大先生が、公式によるものではない、違法アップロード動画へのリンクを貼るのはいかがなものかとも思うが、「こまけえこたぁ気にしない」、その“剛気”こそが、北川大先生の真価というものだ。ところで、この『ロンバケの裏側』、実は大先生の“ファン”の間ではちょっとした“お宝映像”として知られているのだ。 次のページ 北川悦吏子大先生の“驚くべき才能”がうかがい知れる、伝説の「企画書」 前のページ1234次のページ 関連記事 『夕暮れに、手をつなぐ』、北川悦吏子作品あるあるを徹底解説――令和とは思えない“昔懐かしさ”の正体『ちむどんどん』は対象年齢3歳~。ヒロイン・暢子一家の借金問題だって“なんとかなる”、史上最も“やさしい”朝ドラこれぞ脚本家・北川悦吏子の真骨頂! 『半分、青い。』からさらにパワーアップした『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』をホメゴロス!『M 愛すべき人がいて』浜崎あゆみ役・安斉かれんの“奇跡のような演技力”をホメゴロス!朝ドラ『半分、青い。』脚本家・北川悦吏子の“革命的な表現手法”“トレンディ霊力”をホメゴロス