サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」手越のお持ち帰り報道の不可思議な点 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第615回】 手越祐也の“お持ち帰り”スキャンダル、「女性自身」が報じた記事の不自然な点 2022/08/30 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 「女性自身」9月13日号(光文社) 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 20kg以上のダイエット成功が話題の華原朋美だが、今度は第2子出産のための不妊治療をスタートさせたのだとか。2019年に第1子を出産した朋ちゃんは現在48歳。そのチャレンジ精神はすごい。話題作り、お騒がせと言われようとも、前へ前へと突き進んでいく朋ちゃんから、まだまだ目が離せない。 第615回(8/25〜8/30発売号より) 1位「手越祐也 鎌倉水着パーティ美女を『自宅イッテQ』お持ち帰り愛」(「女性自身」9月13日号) 2位「香川照之『海老蔵親子にはなれない…』歌舞伎ストレスはけ口に卑劣性加害」(「女性自身」9月13日号) 同「香川照之『酒は身を滅ぼす』守れなかった座右の銘」(「週刊女性」9月13日号) 3位「元AKB48篠田麻里子『ベストマザー』なのに夫と子供と別居していた!」(「女性セブン」9月8日号) ある意味奇妙な、しかし、ある意味芸能マスコミらしいスキャンダル記事だ。「女性自身」が報じた手越祐也の女性お持ち帰り記事だが、ツッコミどころが満載だから。 まず記事の内容は、ごく単純なお話だ。手越が鎌倉・由比ヶ浜のおしゃれな海の家で男女15人ほどの水着パーティに参加した。手越の右隣には黒髪の美女が。しかしその後、午後5時頃に手越はひとり車で都内に帰ってしまう。 が、2時間後、今度は六本木の韓国料理店で行われた2次会(メンバーは多少入れ替わっていたようだが)にも顔を出した手越。店内は大盛り上がりの中、ここでも手越は午後9時頃、ひとりで自宅マンションに帰って行ったという。 女性問題を含めて過去いろいろあった手越だが、ジャニーズ事務所から独立して真面目になったなぁ、と思いきや、違った。「自身」は目撃したのだ。翌日の昼過ぎ、手越のマンションから海の家にいた黒髪の女性が出てきたところを! 「自身」はこれについて、「時間差で手越のマンションに行き、お泊まりしていたようだ」と推察する。 これが記事の一部始終だ。よくある芸能人スキャンダルではある。でも、その詳細を見ると、不自然な点がいくつも見受けられるのだ。まずは水着パーティの参加者について。そこには「格闘家」や「ラッパー」が集まっていたと記されているのに、その実名はない。職業を特定しているということは、名の知れた人物で、通常なら実名をあげるはずなのに、なぜか匿名扱いなのだ。 次のページ 手越祐也のスキャンダル記事のツッコミどころ 1234次のページ 楽天 Yahoo 手越祐也 LIVE TOUR 2022 「NEW FRONTIER」 関連記事 あびる優VS才賀紀左衛門、メディア代理戦争で「女性セブン」が「週刊文春」に負けそうな理由佳子さまの“本命恋人”はエリート歯科医! 「女性自身」が断定スクープできたわけあびる優と才賀紀左衛門、“親権”トラブルをめぐるメディア代理戦争のポイント雅子さまが国葬を切望!? 安倍晋三元首相の「皇室利用」に加担する女性週刊誌の報道上沼恵美子と和田アキコの確執・和解ネタに見る、芸能界「女帝」の条件