サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」手越のお持ち帰り報道の不可思議な点 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第615回】 手越祐也の“お持ち帰り”スキャンダル、「女性自身」が報じた記事の不自然な点 2022/08/30 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 香川照之のわいせつ問題に関する大問題 「週刊新潮」(新潮社)が報じた香川照之の銀座高級クラブでのわいせつ狼藉問題。2019年、香川は隣に座ったホステスにキスを迫ったり、ブラジャーを剥ぎ取り匂いを嗅ぎ、胸を触るなどのわいせつ行為を行い、ホステスがクラブママを「香川の暴走を止めなかった」として訴える沙汰にまで発展したと報じられた(訴訟は21年に取り下げ)一件だ。 ここ最近、芸能界の“性加害”問題が大きく取り上げられていることもあり、他マスコミも後追い報道を行うなど、大問題になったのは当然だろう。 もちろん女性週刊誌もこれに反応した。「女性自身」は香川の酒癖の悪さを指摘し、その背景に梨園における香川の立場の弱さ、そのための鬱屈などを解説している。もちろん「どんな理由であれ、卑劣な性加害をストレスのはけ口にすることは決して許されない――」と釘を刺した。 また「週刊女性」も香川の酒癖の悪さに言及、香川自身、その自覚があり、周囲にも“酒は身を滅ぼす”と座右の銘のように語っていたことを紹介している。まあ、まっとうな記事だ。 だが、この一件に関し、大問題が勃発していることをご存じの方も多いだろう。2ちゃんねるの開設者で、現在はテレビコメンテーターやSNSでのインフルエンサーとして知られるひろゆき。 そんなひろゆきが、香川の性加害について、YouTubeで「キャバクラってそういうところでしょ?」「ある程度性的なもの売ってて金もらってるんでしょ? 辞めたら?」と発言。 さらにTwitterでも「キャバクラなど風俗は、性的被害や嫌な思いをする事で高い給料が貰える仕事です。セクハラが嫌なら風俗で働くべきではないです。『他の仕事が出来ないので選択肢が無い』という人は生活保護をどうぞ。『キャバクラで働いても性的な被害を受けない』というのは嘘です」などと書き込んだことだ。 次のページ ひろゆきの発言が悪質な理由 前のページ1234次のページ 楽天 Yahoo 手越祐也 LIVE TOUR 2022 「NEW FRONTIER」 関連記事 あびる優VS才賀紀左衛門、メディア代理戦争で「女性セブン」が「週刊文春」に負けそうな理由佳子さまの“本命恋人”はエリート歯科医! 「女性自身」が断定スクープできたわけあびる優と才賀紀左衛門、“親権”トラブルをめぐるメディア代理戦争のポイント雅子さまが国葬を切望!? 安倍晋三元首相の「皇室利用」に加担する女性週刊誌の報道上沼恵美子と和田アキコの確執・和解ネタに見る、芸能界「女帝」の条件