無印良品の「ライム発酵カカオ」って?

【無印良品・新商品】「ライム発酵のカカオ」490円は「高すぎ」? 食べたらさわやかな風味に驚いた!

2025/02/02 15:00
仲宗根由紀子(エンタメライター)
【無印良品】新商品「ライム発酵カカオのチョコ」ってどんな味? シリーズ3種全部食べたら驚いた!の画像1
無印良品の店舗(C)サイゾーウーマン

 2月14日のバレンタインデーが近づく中、「無印良品」に聞きなれない名前のチョコレートシリーズが登場。早速、全種類食べてみました。

目次

過去最高業績の【無印良品】、コラボ商品も
【無印良品】京都の専門店とのコラボチョコ3種発売
ライム発酵カカオ「チョコレート」390円を実食
ライム発酵カカオ「チョコがけカシューナッツ」490円を実食
ライム発酵カカオ「チョコサンドクッキー」490円を実食

※価格はすべて税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※2025年1月27日の情報です。

過去最高業績の【無印良品】、人気店とのコラボ商品も

 MUJIブランドの商品開発や販売を行い、国内に623店舗を展開する「無印良品」。2024年8月期のグループ年商は6,616億7,700万円で、全利益段階において過去最高業績を達成しました。

 オリジナル商品を数多く販売している無印良品ですが、食品売り場を見ると有名食品ブランドとコラボした商品もちらほら。

 昨年のクリスマス時期には、人気パン屋「ドンク」が製造する「クリスマスの伝統菓子 シュトーレン」(1,200円)が期間限定で販売され、「ドンクのシュトーレンが無印で買える!」として大人気だったようです。

【無印良品】京都の専門店とのコラボチョコ3種発売

【無印良品】新商品「ライム発酵カカオのチョコ」ってどんな味? シリーズ3種全部食べたら驚いた!の画像2
全3種類(写真:サイゾーウーマン)

 今回紹介するのは、京都のチョコレート専門店「dari K(ダリケー)」の“ライム発酵カカオ”を使用したチョコレートシリーズ。

 1月8日より一部店舗とネットストアで順次販売され、ネット上では「どんな味?」と気になっている人も散見されました。

 なお、「ライム発酵カカオ」とは、カカオを発酵する工程で「ライムを入れることで、チョコレート製造の際に、果汁や香料を足さずとも、カカオ自体の自然な柑橘の酸味と爽やかな風味が感じられる」(プレスリリースより)とのこと。

 カカオはインドネシアのスラウェシ島産のものを使用しているそうです。

「ライム発酵のカカオを生かした チョコレート」390円を実食

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チャック付きのパッケージがうれしい(C)サイゾーウーマン

 まずは、「ライム発酵のカカオを生かした チョコレート」(390円)からチェック。

 ボタン型のチョコレートが40g入っていて、賞味期限は購入日の約9カ月半後でした。

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パッケージの裏面(写真:サイゾーウーマン)

 加工所は、チョコレート菓子の委託製造を請け負う埼玉の「中央食品工業」。

 パッケージの説明文によると、「インドネシア スラウェシ島でカカオの育成・発酵・研究事業に携わるdari Kと現地生産者と協業してつくった商品」で、「さわやかな香りとなめらかな口どけの良さが特長」とのこと。

 1袋分のエネルギーは234kcalです。

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いただきます(C)サイゾーウーマン

 チョコは1袋に15個入っていたので、1個あたり26円。

 口に入れると、確かにフルーティーでさわやかな酸味を感じます。甘さ控えめで、さっぱりとした後味が特徴的。

 個人的には「コーヒーとじっくり味わう」というよりは、出先で小腹が空いた際にバッグから取り出し、パクっと食べたい商品です。

「ライム発酵のカカオを生かした チョコがけカシューナッツ」490円を実食

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こちらもチャック付きの袋(写真:サイゾーウーマン)

 続いて、「ライム発酵のカカオを生かした チョコがけカシューナッツ」(490円)を見ていきます。

 こちらも同じく40g入りで、賞味期限は購入日の7カ月半後でした。

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裏面(C)サイゾーウーマン

 加工所は先ほどと同じ中央食品工業。エネルギーは1袋あたり240kcalです。

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中身(写真:サイゾーウーマン)

 中にはチョコがけカシューナッツが12個入っていました。1個あたり約40.8円。

 割にココアパウダーをまとっているので、指に多少つきます。

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断面(C)サイゾーウーマン

 噛んでみると、チョコ部分が「ライム発酵のカカオを生かした チョコレート」よりも軽い食感。まろやかなカシューナッツの風味とチョコの酸味が合わさり、上品でリッチな味わいです。

 これは紅茶などにも合いそう!

「ライム発酵のカカオを生かした チョコサンドクッキー」490円を実食

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これだけ箱入り(写真:サイゾーウーマン)

 最後に「ライム発酵のカカオを生かした チョコサンドクッキー」(490円)を実食します。こちらは箱入りで、表面に容量の記載はなし。

【無印良品】新商品「ライム発酵カカオのチョコ」ってどんな味? シリーズ3種全部食べたら驚いた!の画像11
裏面(C)サイゾーウーマン

 「何個入りかな?」と探すと、裏面に小さく「内容量:2枚」と書かれていました。1枚あたり245円です。

 こちらの製造所は中央食品工業ではなく、京都の製造メーカー「ユキオー」。

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さらに個包装(写真:サイゾーウーマン)
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ココアクッキーでチョコをサンド(写真:サイゾーウーマン)

 袋から出してみると、小ぶりながらも厚みのあるチョコサンドクッキーが登場。

 「dari K」の通販サイトでは、6枚入りの「カカオサンドクッキー」が1,674円で販売されていますが、この商品と見た目がかなり似ています。京都の同じ工場で作っているのかも?

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あくまでも主役はチョコ(写真:サイゾーウーマン)

 クッキー部分は軽い食感で、味の主張が抑えめ。その分、チョコの存在感が際立っている印象です。

 一方、同シリーズは3種類とも、無印良品にしては強気な値段設定。コンビニのお菓子などと比べてもお高めなので、人によっては「ちょっと高すぎるな」と感じてしまいそう。

 ただ、「ライム発酵のカカオを生かした チョコサンドクッキー」に関しては、「dari K」の「カカオサンドクッキー」と比較すると1枚あたりの価格は割安。「デパ地下クオリティーのお菓子」だと考えれば、お得に感じられるかもしれません。

 食べた途端、さわやかな酸味に驚きを覚えた無印良品の「ライム発酵カカオ」シリーズ。季節商品とのことなので、気になる方は早目にチェックしてみてくださいね。

仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2025/02/02 15:00
無印は冷凍スイーツも気になる