サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」木村一家が「いい家族」になりきれないワケ コラム 仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 木村拓哉&工藤静香一家は「いい家族」になりきれていない!? Koki,と比較して見えた、Cocomiの「要領の悪さ」 2021/05/14 12:30 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 この投稿をInstagramで見る @cocomi_553_officialがシェアした投稿 羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。 <今回の有名人> 「母とはいつも喧嘩してばかり」Cocomi Cocomi公式インスタグラム 5月9日 理想の家族ってなんだろうと思うことがある。 たとえば、秋篠宮ご一家。今は眞子さまのご結婚問題でいろいろ揺れているが、一時は「理想の家族」と言われ、雅子さまと比較する形で、紀子さまが持ち上げられていた。「3LDKのプリンセス」と言われて国民から祝福された紀子さまは、ご成婚後は美智子さまの教えに従い、悠仁さまを含む3人のお子さま方を生み、お育てになった。もちろん公務もかかさない。 一方、ご成婚後になかなかお子さまに恵まれなかった雅子さまは適応障害と診断され、長い療養生活に入る。当時、週刊誌は雅子さまが昼夜逆転の生活をしているとか、公務はできないけれど遊びには出かけていると書き立て、「役に立たない嫁なのだから、実家が引き取るべきだ」などと主張した月刊誌もあった。 しかし、今、眞子さまのご結婚問題が取り沙汰される中、秋篠宮ご夫妻の教育に問題はなかったのかという意見すら持ち上がり、「理想の家族」という評判は聞かれなくなっている。 また、歌舞伎俳優・中村芝翫と三田寛子夫妻も、「憧れの一家」と言われていたことがある。アイドル歌手だった三田が梨園の名門・成駒屋に嫁いで25年目に出版された、彼女の半自叙伝『銀婚式』(中央公論社)には、「そもそも、私は歌舞伎の世界に関しては全く不勉強なままでお嫁に来ました。他の家の奥様方はもともと歌舞伎に縁の深いご出身だったり、お若いころから歌舞伎のファンで、この世界のしきたりや決まり事に精通している方がほとんどです」といった旨が書かれているが、そんな中に恋愛結婚したアイドルが入っていくわけだから、アウェー感は相当強かったのではないだろうか。 次のページ 不倫発覚し「憧れの一家」でなくなった中村芝翫・三田寛子夫妻 1234次のページ 楽天 Shizuka Kudo 20th Anniversary the Best 関連記事 石田純一は、なぜ芸能界から消えないのか? 新型コロナ感染騒動に見る「自分が悪いと絶対に思わない才能」ローラは、なぜ天真爛漫キャラなのに「暗い」のか? 『徹子の部屋』で明かした“家族の話”に違和感3時のヒロインが容姿ネタを封印しても、差別はなくならない……「オジサンはなぜ外見をイジられないのか」問題にメスを入れるべき理由 小室圭氏は国民の望むものがわかっていない。「切実に名誉の問題」と語る“小室ブリーフ2021”に思うこと中田敦彦より、藤森慎吾のほうが「生き残る」と思うワケ……オリエンタルラジオの「地味なほう」を考える