サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」木村一家が「いい家族」になりきれないワケ コラム 仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 木村拓哉&工藤静香一家は「いい家族」になりきれていない!? Koki,と比較して見えた、Cocomiの「要領の悪さ」 2021/05/14 12:30 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 不器用で正直なCocomiが持つ「共感」という“プラス”の気質 先日インスタグラムに投稿された母の日のメッセージも同様で、Koki,がピンクのカーネーションの写真に「Happy mother’s day!!」と添えた一方、Cocomiは「母とはいつも喧嘩してばかり、思ってもいないことを言ってしまったりして。いつも私のためにしてくれる全てに感謝したいです」と語っていた。感謝しているのなら「いつも喧嘩ばかり」はいらないのではないか。長女にありがちな生真面目さというか、要領の悪さというか、「なんでもバカ正直に言ってしまう」ところがCocomiなのかもしれない。 このように、Cocomiのせいで「いい家族」になりきれない木村一家は、芸能界でのビジネスチャンスを逃してしまうように思う。しかし、別の見方をすれば、これもまたアリなのかもしれない。 これまでの価値観で言うのなら、Cocomiの「ちょっと一言多い感じ」もしくは「要領の悪い感じ」は、世間で「いらない」とされてきたのではないだろうか。というのも、大衆が芸能人に求めるものは「憧れ」だったからだ。しかし、それよりも「共感」のほうが求められる今、Cocomiのこういう気質は、木村家の好感度を上げるためにも案外プラスに働くように思う。ちょっと不器用な立ち回りのCocmiに全国の長女が「わかる!」と共感を寄せる日は、そう遠くない気がする。 前のページ1234 仁科友里(ライター) 1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。 記事一覧 X:@_nishinayuri 最終更新:2021/05/20 13:39 楽天 Shizuka Kudo 20th Anniversary the Best Cocomiにとって、芸能界って難しい場所なのかも 関連記事 石田純一は、なぜ芸能界から消えないのか? 新型コロナ感染騒動に見る「自分が悪いと絶対に思わない才能」ローラは、なぜ天真爛漫キャラなのに「暗い」のか? 『徹子の部屋』で明かした“家族の話”に違和感3時のヒロインが容姿ネタを封印しても、差別はなくならない……「オジサンはなぜ外見をイジられないのか」問題にメスを入れるべき理由 小室圭氏は国民の望むものがわかっていない。「切実に名誉の問題」と語る“小室ブリーフ2021”に思うこと中田敦彦より、藤森慎吾のほうが「生き残る」と思うワケ……オリエンタルラジオの「地味なほう」を考える 次の記事 ヒュー・ジャックマンの接種姿が大反響 >