サイゾーウーマンコラム“中学受験”に見る親と子の姿余裕の1月校に落ちた元受験生の告白 コラム “中学受験”に見る親と子の姿 中学受験、余裕の1月校に不合格も……本命校に合格! 元受験生が語る「目が覚めた」瞬間 2024/01/21 13:00 鳥居りんこ(受験カウンセラー、教育・子育てアドバイザー) コラム お試し受験において合格よりも必要なこと 中学受験においては「お試し受験は合格できる学校を選ぶ」というのが鉄則ではある。第1志望校の本番受験前に合格切符という名の「自信」を手にし、弾みをつけての本命校受験にさせたいということが「お試し受験」のポイントのひとつになるからだ。 よって、塾もセオリーに従って、合格が確実に取れる学校を勧めてきやすいが、合格より何より必要なことは、「場慣れ」である。 やはり、受験本番の空気は模試とは全く違う。しかも中学受験は生まれてまだ12〜11年しか経っていない子たちの受験なので、この空気感を初めて経験するという子どもたちが大半。その空気に呑まれる子も決して少なくないのである。よって「まさか」が起きることも決して珍しい話ではない。 しかし、ここが中学受験の面白いところであるが、「まさか」を体験した子ほど、短期間で驚くべき成長を遂げることも、また多い。 慎吾くんは語る。 「中学受験って、自分の人生を“自分事(じぶんごと)”として捉えた最初の瞬間だった気がしますね。あの時、自分はどうしたいのか? どうしたらいいのか? ってことをストレートに考えていた気がします。中学受験、やって良かったと思います」 慎吾くんはB中高を卒業した後、一昨年、MARCHのひとつに入学。自身の中学受験体験が忘れられず、大学入学後は塾の講師をしている。今は、卒業後の進路に中学受験塾を考えているそうだ。 中学受験本番、プレッシャーで「腹痛」に……お試し校「不合格」の親子を救った人物とは? “親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子...サイゾーウーマン2020.01.26 中学受験のお試し校に不合格! 「私の費やした時間、お金……」母がぶつけた“言ってはいけない言葉” “親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子...サイゾーウーマン2019.12.29 前のページ123 鳥居りんこ(受験カウンセラー、教育・子育てアドバイザー) エッセイスト、教育・子育てアドバイザー、受験カウンセラー、介護アドバイザー。我が子と二人三脚で中学受験に挑んだ実体験をもとにした『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などで知られ、長年、中学受験の取材し続けている。その他、子育て、夫婦関係、介護など、特に女性を悩ませる問題について執筆活動を展開。 記事一覧 湘南オバちゃんクラブ 最終更新:2024/01/21 13:00 すべての受験生、報われてほしい 関連記事 中学受験本番、プレッシャーで「腹痛」に……お試し校「不合格」の親子を救った人物とは?中学受験のお試し校に不合格! 「私の費やした時間、お金……」母がぶつけた“言ってはいけない言葉”中学受験、偏差値35の私立中から慶應大学合格も……「ゆる受験」成功の女性が後悔するワケ中学受験ミラクル合格――「持ち偏差値から15上」の鉄緑会指定校で、息子が腐らなかったワケ中学受験で全校合格、しかしすぐ不登校に……「半狂乱になった」心配性の母親の告白 次の記事 アラフォー婚活、最初に聞いときゃよかった >