[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター

【クローゼット収納】片付けのプロが「ニトリのハンガー」選ぶ理由――ビフォアフター徹底解説

2023/06/27 17:00
伊藤まき(収納ライター)

【解説.3】カラボは「置くだけ収納」でワンアクション

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引き出しは「開けて入れる」、棚は「入れる」だけ(C)maki_organize

 クローゼットの扉を開ける動作を除いて、ワンアクションでモノをしまうことができるのが、カラーボックス、スチールラックなどの「オープンラック」です。デニムやトレーナーなど、カジュアルな洋服の収納に◎。また、オープンラックの場合は「蝶番の凹凸」を考えなくても大丈夫です。

【解説.4】使用頻度の低い洋服は「引き出し収納」へ

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無印良品の収納ケース(約W34×D44.5cm)(C)maki_organize

 引き出し収納は小物や下着なら簡単ですが、洋服は「うまく収める作業」が必要になります。毎日の作業なので、面倒で続かないと思う人も。そんなタイプなら、引き出し収納は使用頻度が低い服を入れるようにしましょう。

【解説.5】透明の「靴ケース」にハンカチを収納

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ハンカチを収納(C)maki_organize

 何度も紹介している、ダイソーの「シューズケース」です。あらゆる規格サイズのモノが不思議なほど収まります。仕事バッグを置くリビングや洗面所に置いてもOK。棚や引き出しの内側にもぴったり入るので便利です。

【解説.6】ふた付の収納ボックスは、1番散らかりやすい

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いつか使うかもしれないポーチ類(C)maki_organize

 余っていた箱に「ポーチ類」をまとめました。基本的に、出し入れが多いモノを「ふた付ボックス」に収納することはNG。ふた付は散らかりやすくなるからです。また、中身が見えないので忘れがちになる点もマイナス。今回は「いつか使うかもと迷ったモノ」を入れると◎です。

【解説.7】手が届かない上段は「年に1度」程度のモノを

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手前には、冠婚葬祭用のハンドバッグを(C)maki_organize

 余っていたジッパー付き収納バッグに「夏のプールグッズ」をまとめて、クローゼット上段へ。踏み台がないと手が届かない高さなので、使用頻度の低いモノの収納が◎。なお、ビフォーより「棚板」の高さを2段上に調整しています。


 最後に、可動棚のクローゼットについて説明します。