[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター

【子ども部屋収納】10の工夫をプロが伝授! 散らからない&お手伝いもしやすく

2023/05/30 17:00
伊藤まき(収納ライター)

連載企画『「汚部屋」ビフォーアフター』新シーズンがスタート! 第7回目の片付けモニターの応募に当選したのは、東京都中野区・3LDKのマンションに家族と暮らすDさん(40歳)です。

 お家まるごと片付け企画の5回目は、子ども部屋の「引き出し収納」。カラーボックスなどでまとめるより、引き出しのほうが「散らかりにくい」「出し入れしやすい」仕組みが作れます。また、引き出しの中がゴチャゴチャしない「10の工夫」も一緒に紹介!

相談「散らからない子ども部屋にしたい」

【子ども部屋収納】10の工夫をプロが伝授! 散らからない&お手伝いもしやすくの画像1
(Before)隙間にモノを詰めて重ね上げている状態(C)maki_organize

 両親ともにフルタイムで働いているため、「兄妹で協力して家のお手伝いをしている」とDさん。例えば、洗濯物を畳むのも子どもたちにお任せだそう。でもちょっと、しまう場所に悩んでいる様子がBefore写真から感じ取れますね。

 モノの住所を整えれば、お手伝いもより簡単になります。10の工夫をして、子ども1人で「畳む」「しまう」「出す」「片付ける」「準備をする」ことができる、「散らかりにくい引き出し収納」にしていきましょう!

【子ども部屋収納の工夫.1】快適な出し入れができる「収納家具」を用意する

【子ども部屋収納】10の工夫をプロが伝授! 散らからない&お手伝いもしやすくの画像2
持ち家具すべてを確認してから考えます(C)maki_organize

 引き出しは「スライドレール」が付いているタイプだと、引っ掛かるなどのストレスがなく使えます。今回は、物置部屋にあった「プラスチックチェスト」が子ども部屋のサイズにぴったりだったので、こちらを使うことにしました。

【子ども部屋収納の工夫.2】子ども1人につき1つの「専用コーナー」を作る

【子ども部屋収納】10の工夫をプロが伝授! 散らからない&お手伝いもしやすくの画像3
右は兄用、左は妹用(C)maki_organize

 子ども1人につき1つ、自分専用のチェストを用意しましょう。大人でも、専用コーナーがあると気分が上がりますよね。お子さんも同じです。また、洋服以外の収納もOK! チェストは宝物コーナーや、雑貨、服装小物などのまとめ入れにも使えます。

よく使うものはあえてしまわない!