サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」佳子さまの熱愛をめぐる玉石混淆の情報 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第618回】 「本命は歯科医」は偽情報? リモート交際? 佳子さまの熱愛をめぐる玉石混淆の情報 2022/09/21 17:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 「週刊女性」10月4日号(主婦と生活社) 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 「週刊文春」(文藝春秋)がすごい砲弾スクープをぶち込んできた。小室圭さんの母親・佳代さんの新たな金銭問題。先ごろ一応の解決を見た元婚約者以前に同棲していた彫金師の男性に、「私が貢いだお金(約1,600万円)を返して」と要求、男性はその剣幕に恐怖を覚え警察に相談しているというのだ。それも過去の出来事ではなく、数週間前のことだという。警察庁も注視する事態となっているというが、もしそうなら今後は――。新たな小室母子バッシングの種が撒かれた。 第618回(9/15〜9/20発売号より) 1位「佳子さま 水面下で育む“本命愛”に紀子さまの待った!」(「週刊女性」10月4日号) 2位「佐藤建と井上真央『タブーな初共演』で嵐の予感」(「女性セブン」10月6日号) 3位「安倍晋三元総理『政界を引退したら映画を作りたい』」(「週刊女性」10月4日号) ※「女性自身」は合併号休み 先日「女性自身」が(8月23・30日合併号)で報じた佳子さまの熱愛記事「佳子さま 本命恋人は両親公認エリート歯科医」が波紋を呼んでいる。「自身」記事の内容は、佳子さまの本命恋人が学習院出身の歯科医であり、さらに歯科医の実家を訪れた佳子さまの姿をキャッチ、その上でお相手医師との関係やディテール、背景についてもかなり詳細に記されたもの。 皇室御用達「自身」の面目躍如、渾身のスクープと思いきや、その後、後追いマスコミが報じたのは、佳子さまと歯科医の交際の決定打ではなく、むしろ疑問視する報道だった。 その急先鋒が「サンデー毎日」(毎日新聞出版)だ。同誌9月11日号では皇室に詳しい森暢平・成城大教授の連載「社会学的皇室ウォッチング!」で、「佳子さま『歯科医交際』の『女性自身』は偽情報」と題し、痛烈な批判を展開している。 「複数の関係者に確認し、佳子さまと若手歯科医Aさんは恋人関係にない、とはっきり断言できる。佳子さまは、Aさんの父親である院長に歯の治療をしてもらっていただけだ」 そして、交際を全否定しただけでなく「自身」の取材不足をも批判、さらに、こう踏み込んだ。 「(事実でないと)知っていて書いたとしたらフェイクニュース生産機関と批判されても反論のしようがない」 痛烈だ。逆にここまで書くのだから“絶対に交際していない”という確証があるのだろう(それが真実かどうかは別にしても)。 ほかにも「週刊新潮」(新潮社)や「女性セブン」などが佳子さまの交際に否定的な記事を掲載しているが、そんな中、今週の「週刊女性」もまた、佳子さまの恋愛に関連する記事を掲載しているのだが、それがなかなか興味深い。 次のページ 佳子さまの恋愛に関連する「週刊女性」の記事 1234次のページ 楽天 Yahoo セブンネット 天皇家の恋愛 関連記事 中森明菜・再始動、取材力低下の「週刊新潮」と肝心なことに触れない「女性自身」香川照之の性加害報道でクローズアップされた、マスコミや企業の意識の低さ手越祐也の“お持ち帰り”スキャンダル、「女性自身」が報じた記事の不自然な点あびる優VS才賀紀左衛門、メディア代理戦争で「女性セブン」が「週刊文春」に負けそうな理由佳子さまの“本命恋人”はエリート歯科医! 「女性自身」が断定スクープできたわけ