サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」松田聖子とユーミンが確執31年!? コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第606回】 松田聖子とユーミンが確執31年!? 不仲・共演NGネタが繰り返される残念な理由 2022/06/21 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 「女性自身」7月5日号(光文社) 6月20日に行われた杉並区長選。当選したのは無所属新人(立民、共産、れいわ、社民推薦)の岸本聡子氏だ。東京23区では3人目の女性区長となる。国会議員(衆議院)の女性比率が9.7%と世界の中でも超低水準な男尊女卑の日本にあって、女性の区長の誕生は喜ばしい限り。その活躍を期待したい。 第606回(6/16〜6/21発売号より) 1位「松田聖子 “確執31年” ユーミンと和解 再出発に届いた『友情の白ユリ』」(「女性自身」7月5日号) 2位「細田衆議院議長『セクハラ』吉川赳『パパ活』岸田自民党『女性蔑視』本質が露呈!」(「女性自身」7月5日号) 3位「所ジョージ 自身のYouTubeチャンネル閉鎖を発表 “広告拒否”で消える『草なぎ剛の唄』」(「週刊女性」7月5日号) やはり芸能マスコミは懲りてもいないし、反省もしていないらしい。先週「女性セブン」が報じた石田ゆり子と米倉涼子の共演NGネタ。その理由のひとつにかつて2人は共に俳優の岡本健一と付き合っていたという“恋人かぶり”があったとの記事だったが、当事者の一人である石田ゆり子がこの報道に対し大激怒。報道を否定した上で、「セブン」批判も繰り広げたことが話題になった。 だが、そんな騒動があったにもかかわらず、今週の「女性自身」がまたも大物同士の不仲ネタをトップ特集で報じている。今度は松田聖子とユーミンこと松任谷由美だって。 記事によると1982年、初めてユーミンと聖子がタッグを組んだ「赤いスイートピー」の大ヒット以降、いくつもの楽曲でヒットを飛ばした2人だが、84年の「時間の国のアリス」を最後にユーミンは聖子に楽曲提供をしていない。 そのため確執や不仲説が取りざたされたが、聖子のデビュー35周年の2015年、ユーミンは「永遠のもっと果てまで」を提供し、話題になった。タイトルにある“確執31年”というのはこの間のことらしい。でも15年って、もう7年も前の話でしょ。それをなぜ「自身」はいまさら、このタイミングで蒸し返しているのか。 それは、神田沙也加の死と、それを乗り越え全国ツアーをスタートさせた聖子にあった。さいたまスーパーアリーナで行われた6月のツアー初日、唯一個人でスタンド花を贈ったのがユーミンだった。 次のページ 松田聖子とユーミンの不仲説は、週刊誌のネタ切れの証し? 123次のページ 楽天 Yahoo セブンネット 永遠のもっと果てまで/惑星になりたい (通常盤) 関連記事 1990年代のお騒がせタレント「マリアン」、超金持ち元夫との仰天生活! 懐かし芸能人のスクープが意味することいしだ壱成の“ツインソウル”“多重人格”“入院”……女性週刊誌全誌が注目する前途多難な人生いしだ壱成、父・純一も巻き込む新たなトラブル! 元マネジャーとの関係に見る深刻な事態朝ドラヒロイン・黒島結菜が“東京の兄”と慕う、「不倫転落俳優」の現在とは上島竜兵さん、三浦春馬さん、神田沙也加さん、3人の急死を美談にする「女性自身」の記事