2021年4月期ドラマのワースト&ベスト

阿部寛『ドラゴン桜』V6・井ノ原『 特捜9 』が1・2位獲得、『大豆田とわ子』『レンアイ小説家』はワーストで終了! 4月期ドラマ視聴率ランク

2021/07/02 14:40
サイゾーウーマン編集部
『ドラゴン桜』(TBS系)公式サイトより

 4月期ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が放送終了を迎え、平均視聴率では阿部寛主演の『ドラゴン桜』(TBS系)が首位に輝いた。全10話の平均は14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、高視聴率を獲得。最終回は20.4%の最高記録をマークし、全話2ケタで完走した。

 『ドラゴン桜』は、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が、落ちこぼれの学生を東京大学に合格させるべく、熱血指導していくという物語。2005年放送の同名ドラマの続編で、前作では、長澤まさみ、山下智久、新垣結衣、中尾明慶、小池徹平、紗栄子(当時の芸名はサエコ)らが好演し、社会現象を巻き起こすほど大ヒットした。

 16年ぶりに帰ってきた続編では、King&Prince・高橋海人、元欅坂46で女優・平手友梨奈、鈴鹿央士、加藤清史郎、南沙良といったキャストが生徒役に抜てきされ、初回は14.8%で1位発進。3話で12.6%に下がるも、13~14%台を推移し、最終回前の9話で15.4%に上昇した。最終回は新垣らが出演し、山下も“声のみ”でサプライズ登場。初の20%台で幕を閉じた。

 ベスト2位は、V6・井ノ原快彦主演の『特捜9 season4』(テレビ朝日系)で、全13話の平均は13.1%。初回ランキングでは、『ドラゴン桜』(14.8%)『イチケイのカラス』(フジテレビ系、13.9%)『桜の塔』(テレビ朝日系、13.5%)に続いて4位(13.2%)に入ったが、安定の人気を誇るシリーズとあって、全話2ケタでフィニッシュ。最低は11.9%(3話)、最高は14.2%(4話)だった。

 また、最終回では、メインキャストの小宮山志保(羽田美智子)と村瀬健吾(津田寛治)が特捜班のメンバーに背中を押され、結婚するというハッピーエンドに。渡瀬恒彦が主演を務めた『特捜9』の前身ドラマ『警視庁捜査一課9係』(テレ朝系、06年~17年放送)時代から、つかず離れずの距離感を保ってきた2人だけに、視聴者からはSNS上で祝福の声が続出した。


 なお、すでに発表されているように、井ノ原が所属するV6は11月1日をもって解散する。V6は『9係』でもエンディングテーマを担当してきたため、番組の公式Twitterは「#警視庁捜査一課9係 最初の主題歌『グッデイ!!』#特捜9  今年の主題歌『僕らは まだ』まで16年間、素敵な主題歌ありがとうございました 『特捜9』より感謝を込めて…」(6月30日付)と、ツイートしていた。

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