2021年4月期ドラマのワースト&ベスト

阿部寛『ドラゴン桜』V6・井ノ原『 特捜9 』が1・2位獲得、『大豆田とわ子』『レンアイ小説家』はワーストで終了! 4月期ドラマ視聴率ランク

2021/07/02 14:40
サイゾーウーマン編集部

ベスト3『イチケイのカラス』とワースト3『コントが始まる』

 ベスト3位に入ったのは、竹野内豊主演の月9ドラマ『イチケイのカラス』。竹野内は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称・イチケイ)の刑事裁判官で、自由奔放なキャラクターの入間みちおを演じ、黒木華、小日向文世、新田真剣佑、中村梅雀ら、豪華キャストが集結した。前述の通り、初回視聴率は13.9%の好スタートを切り、2話で10.5%にダウンしたものの、その後は10~12%台を行き来。『ドラゴン桜』『特捜9』と同じく、全話2ケタをたどり、11話の平均は12.5%だった。

 次は、残念ながら視聴率に恵まれなかったドラマ3本を振り返りたい。ワーストの3作品は、初回ランキングとまったく変わらない顔ぶれ・順位となった。ワースト3位は、菅田将暉主演の『コントが始まる』(日本テレビ系)で、全10話の平均は7.6%。金子茂樹氏がオリジナル脚本を手掛けたドラマで、20代後半の登場人物の青春群像劇を描いた。

 菅田、仲野太賀、神木隆之介は、売れないお笑いトリオ「マクベス」を熱演。有村架純、古川琴音といった実力派キャストも揃っていたが、視聴率は初回で8.9%を獲って以降、7.5%、7.1%、7.0%、6.5%と右肩下がりに。一時は8.4%(8話)に復調するも、初回の8.6%を超えられぬまま、最終回は7.6%で終了。

 放送中、視聴者からは「めちゃめちゃ面白いのに、視聴率が上がらなくて歯がゆい。もっといろんな人に見てほしい」「心に沁みる物語だし、面白いのに視聴率が獲れてないみたいで悲しい」「登場人物がみんないい人だから好き! 視聴率は低いけど、自分は面白いと思う」と、作品を評価する声も少なくなかった。

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