サイゾーウーマンコラム離婚後すぐ再婚を決めた47歳女性の理由 コラム 「2回目だからこそのしあわせ〜わたしたちの再婚物語」第1回 離婚後すぐ、結婚相談所で再婚を決めた47歳女性の理由「息子に連鎖させたくなかった」と語るワケ 2021/04/03 11:00 上條まゆみ 離婚インタビュー再婚 家庭の雰囲気が悪化し、3人で家族会議を 「夫は料理が得意なので、食事の支度は夫に負担がかかることが多くなって、家庭のなかの雰囲気が悪くなっていきました。それを察知した私は、3人での家族会議を持ちかけたんです」 この話し合いにも、夫は素直に応じてくれた。結果、お昼はそれぞれが自分の分を用意することに。息子は、良い機会だから料理の勉強をしたいけど、親の分まで作るのはプレッシャーだから自分の分だけ作りたい、と。 「家族みんなが本音で自分の気持ちを出し合い、話し合いができたことが本当にうれしかった。コロナ禍のおかげで、息子を含めた私たち3人、家族らしくなりましたね」 先日、3回目の結婚記念日を迎えた。3年の間に少しずつ信頼関係が積み重なって、最近ではあまりけんかもない。休日には、サイクリングをしたり、高額ではないけれど、一流のお料理やサービスを提供してくれるお店を夫が探してくれて飲みに行ったり。これには一流のものに触れることで、それを良枝さんが自分の仕事にも生かせるようにという夫の思いも込められている。良枝さんがかつて望んでやまなかった、互いを思いやり、小さな楽しみを共有する、幸せな結婚生活が実現している。 再婚当初、良枝さんは販売職に就いていたが、いずれ家族や夫婦問題を扱うカウンセラーになりたいという夢を持っていた。それが、さまざまな人の話を聞くうちに、「心と体はつながっている。ボディケアも自分のカウンセリングの引き出しのひとつにしたい」という思いが生まれ、昨年からリラクゼーションセラピストとして働き始めた。 体をほぐし、心をほぐすことで、ねじれて固まった家族や人間関係をほぐしたい。さらには自ら結婚相談所も開設。離婚を経験した人が本当の幸せを手に入れるお手伝いをしていきたいと思っている。 「私がやりたいことを夫も理解し、応援してくれています。支えてくれている夫がいるから、私も冒険できるんです」 話し合いができる人は、相手を尊重できる人だ。“話し合いができる”というその一点を重視して決めた再婚は、良枝さんにとって大正解だった。 (上條まゆみ) 前のページ12345 最終更新:2021/04/03 11:00 Yahoo セブンネット 日本の子連れ再婚家庭 再婚して幸せですか? 何についても話し合いは大事 関連記事 「24年前、男性用の抱っこひもはなかった」「別れても一緒に子どもを育てる」離婚を取材するライターが語る、子育てと社会の変化息子と会えないのは、魂を引き裂かれたようにつらい――嫌われても調停を続けて、母親の存在を示す片岡愛之助&藤原紀香「略奪疑惑で批判」小倉優子「出産後の意味深コメント」“再婚”が話題を呼んだ芸能人「元夫が今後再婚しても、親子関係は継続してほしい」障害のある子を守りたい元妻の願い“自衛隊員の妻”になりたい女性が増加中!? 出会い方、人気の秘密……自衛官との婚活事情 次の記事 ジェジュンの影響で“エイプリルフール禁止令”発動 >