サイゾーウーマンコラム離婚後すぐ再婚を決めた47歳女性の理由 コラム 「2回目だからこそのしあわせ〜わたしたちの再婚物語」第1回 離婚後すぐ、結婚相談所で再婚を決めた47歳女性の理由「息子に連鎖させたくなかった」と語るワケ 2021/04/03 11:00 上條まゆみ 離婚インタビュー再婚 すぐに結婚相談所の門を叩いた 「再婚という明確な目的をもっているなら、パーティや合コンなどでなく、きちんとした相談所に入会したほうがいいよ。安くはない入会金を払っているぶん、遊び目的の人は混ざっていないはずだから」――そう知人に勧められ、素直な良枝さんは「なるほど」と納得。すぐに、とある結婚相談所の門を叩いた。 「私って、悩む前に直感で動くタイプなんですよ」 女らしい雰囲気の良枝さんは、第一印象ではおとなしく見られがちだが、実は活発な行動派なのである。 相談所は、写真やプロフィールなど個人のデータが登録されたファイルを見て、気に入ったり気に入られたりした相手とのお見合いをセッティングしてもらうシステム。良枝さんは、まずはお見合いを申し込んできてくれた人の中から、何人かと会ってみることにした。 「自分の感覚で選んでしまうと、今までの男性選びの癖が出て、また同じ失敗の繰り返しになってしまうから、できるだけカウンセラーさんの経験値から私に合いそうな人を選んでもらいました」 話し合いができなかった元夫 良枝さんがキュンとくるのは、「俺についてこい」タイプの男性。でも、そういう人は、見た目と違って実は芯の強い良枝さんとは、実はあまり相性がよくない。元夫が、そうだった。 若い頃、バイト先の先輩として知り合ったとき、リーダーシップのある彼に惹かれた。実際に生活を共にしてみると、その長所は良枝さんにとっての障害となった。また、そのリーダーシップは本来の自分の弱さを隠すためのものだったということにも気がついた。 「夫婦で解決すべき課題があっても、話し合いができず、一方的に力で押さえつけようとするところがありました。でも、心理学を学び、心のケアを続けるうちに、自分のなかに生まれ育った家庭で刷り込まれた固定概念やネガティブな思考の癖が元夫を傷つけていたことにも気づきました。自分は被害者でもあり加害者でもあったこと。そして、お互いに子どもの頃に親から傷つけられた被害者でもあったことにも気がつきました。自分が犯してしまった罪も認めたうえで、でも、話し合いのできない元夫との未来に自分の幸せはないと思ったのです」 次のページ 第一印象はピンとこなかった 前のページ12345次のページ Yahoo セブンネット 日本の子連れ再婚家庭 再婚して幸せですか? 関連記事 「24年前、男性用の抱っこひもはなかった」「別れても一緒に子どもを育てる」離婚を取材するライターが語る、子育てと社会の変化息子と会えないのは、魂を引き裂かれたようにつらい――嫌われても調停を続けて、母親の存在を示す片岡愛之助&藤原紀香「略奪疑惑で批判」小倉優子「出産後の意味深コメント」“再婚”が話題を呼んだ芸能人「元夫が今後再婚しても、親子関係は継続してほしい」障害のある子を守りたい元妻の願い“自衛隊員の妻”になりたい女性が増加中!? 出会い方、人気の秘密……自衛官との婚活事情