サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」浜崎あゆみに見る「メンタルの老い」 コラム 仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」 浜崎あゆみ、『しゃべくり007』での“ぶりっ子”リアクションに感じた「メンタルの老い」 2017/06/22 21:00 女のためのテレビ深読み週報 何をやってもうまく行かない日ってあるね。今日はそんな日でした。 聖地公演まであと2週間。代々木さんから「ラストを飾って下さい」とまさかの工事前に最後のバトンを渡された時の気持ちを忘れないように。 明日は笑っていられるように。 ayumi hamasakiさん(@a.you)がシェアした投稿 – 2017 6月 3 3:35午前 PDT 羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。 <今回の芸能人> 「森三中の黒沢が来るんだろうな」 くりぃむしちゅー・有田哲平 『しゃべくり007』(日本テレビ系、6月19日) 日本テレビの出演は7年ぶり、バラエティ番組にもほとんど出ない浜崎あゆみが、6月19日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した。久しぶりに動く浜崎を見たわけだが、いろいろな意味で「あの頃とは違うんだな」という思いを強くした。 くりぃむしちゅーやネプチューン、チュートリアルなどの出演者たちは「(出演が)信じられない」と浜崎を持ち上げる。しかし、よく聞いてみると、くりぃむしちゅー・有田哲平は「(浜崎ではなくて)森三中の黒沢とか来るんだろうな(と思っていた)」と軽くバカにしていたのだ。ここでなぜ森三中・黒沢かずこの話が出るかというと、インスタグラムでは細身の体を披露している浜崎だが、実際のライブツアーで撮影された写真だと太っており、その姿が黒沢に似ているとネットで騒がれたことがあるからだ。全盛期であれば、ネットの悪意的なウワサとからめた返しをされることは、まずなかっただろう。 体形の変化も気になった。インスタでは細身のスタイルなのに、テレビでは、二の腕とエラがかつてないほどたくましくなっていた。20代のままでいるのが正解とはいわないが、ファンにとって、あの変わりようはショックなのではないか。 さらに、若い時には感じなかったメンタルの変化も感じさせられた。番組を通して見ていると、別に驚くようなシーンは何もなかったのに、浜崎が終始“目を見開いたきょとん顔”をしているのがわかる。たどたどしくしゃべり、「趣味は犬と話すこと」と不思議ちゃん系のコメントもしていた。まるで、デビューしたてのグラビアアイドルのようなぶりっ子ぶりである。 次のページ 全盛期の浜崎あゆみはぶりっ子ではなかった 12次のページ Amazon M(A(ロゴ表記))DE IN JAPAN(CD+DVD+スマプラ) 関連記事 “女医タレント”にこだわる西川史子に見る、「母親の夢を全てかなえる娘」の陰小原正子の夫婦エピソードはなぜ笑えない? “モラハラ夫”と“認められたい妻”の構図GENKINGの“ズレてる”自意識を浮き彫りにした「セレブ偽造で借金苦」の過去「パン屋に詳しい女」を嫌うSHELLY……テレビで「オンナによるオンナ叩き」が蔓延するワケHKT48・指原莉乃は、本当に「友達がいない」のか? 自虐発言ににじみ出る“生臭い野心”