カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第22回 「あばたもえくぼ」で、濃厚エッチシーン以外はおざなりの『みだらなご主人様』 「あばたもえくぼ」という諺がある。好きな人のものなら、汚らしいニキビだってチャーミングなえくぼに見えるよ、ということらしい。「見えねーよ」と思... マンガ・日本メイ作劇場カルチャー 2012/06/03 16:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第21回 時代を逆行する設定とやわらかな絵で、殺伐とした話が紛れた『夢の果て』 「未来を読む」というのは、結構大変な能力がいる。特に、機械の進化を正しく予測するのは、とても難しい。例えば某アニメで、宇宙戦艦が創れるような技... マンガ・日本メイ作劇場カルチャー 2012/04/22 19:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第20回 何と闘って何が伝説なのか、わからないことだらけの『紅伝説』 「大事なことは2回言う」というのは、今日では常識である。そうでなければ、人間の集中力と理解力では、相手の意図を理解できないからだ。歌のサビ部分... マンガ・日本メイ作劇場 2012/04/01 16:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第19回 設定の壮大さゆえに、ストーリーが小じんまり見られるメイ作『アーシアン』 マンガというのは、つくづく多様な作業の組み合わせで成り立っていると思う。設定を考え、ストーリーを組み立て、キャラクターを作って絵を描く。しかも... マンガ・日本メイ作劇場カルチャー 2012/02/25 17:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第18回 『彼氏はドーベルマン』、忠犬彼氏にエロをまぶしておかしなことに! 「恥ずかしい話」といって、たいていの人が思いつくのは、「勘違いしちゃった話」だろう。それも、「自分に都合のいい方に勘違いしちゃった話」が一番恥... マンガ・日本メイ作劇場 2012/01/27 17:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第17回 ジブリが映画化しなければ、静かに役目を終えていた『コクリコ坂から』 自分が何か失敗をしたときとか、「あ、今大事なこと言ってるのに噛んじゃった」というときに、「今、噛んだでしょ?」とか突っ込んでくれる人がいると助... マンガ・日本メイ作劇場カルチャー 2012/01/03 11:45
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第16回 56巻でも未完! 『王家の紋章』の乙女ゲー的世界はいつまで続くのか? ここ数年、「乙女ゲーム(乙女ゲー)」というジャンルが花盛りだ。通常のゲームと違い、敵が襲ってくるわけではなく、ゆえに恐ろしいラストボスがいるわ... カルチャーマンガ・日本メイ作劇場 2011/10/15 11:45
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第15回 身勝手な親が子を不幸にする――30年も前から予言していた『スポットライト』 少女マンガの中には、時代を何年も先取りした作品がある。女の社会進出がままならなかったころに息子ほど年の違う若者との恋愛を描いた『砂の城』(一条... マンガ・日本メイ作劇場 2011/09/01 11:45
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第14回 輪廻転生という萌え要素を回収できなかった、メイ作『天よりも星よりも』 たぶん現実では叶えられないけど、実現したらいいなという夢ってなんだろう。それは「超能力者になる」じゃないだろうか。恐らく誰でも1度は、「なれた... カルチャーマンガ・日本メイ作劇場 2011/08/21 11:45
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第13回 『ときめきミッドナイト』から考える、ヒット作続編商法という難しさ 歌手・狩人は、テレビに出る度に「あずさ2号」を歌う。彼らは思うだろうか、「たまには違う歌が歌いたいよ」と。クリスタルキングもそうだ。「大都会」... カルチャーマンガ・日本メイ作劇場 2011/08/13 17:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第12回 萌え要素はそろっていても、使い方を間違えたメイ作『パロスの剣』 世の中には、「惜しい!」ということが結構ある。素材はいいのにどうにも太りすぎとか、高学歴高収入なのに気が利かなくて結婚相手としてはダメだとか。... カルチャーマンガ・日本メイ作劇場 2011/07/21 16:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第11回 登場人物と設定のどこにも共感ポイントがない、奇跡の『禁断』シリーズ 女にとって、性のファーストコンタクトというのは、結構な衝撃だ。なんでかって、女にとって初体験というのは、「ケツにリンゴ入れる勇気はありますか?... カルチャーマンガ・日本メイ作劇場 2011/07/02 21:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第10回 『Theチェリー・プロジェクト』に見る、スポ根マンガ+恋愛の限界 当たり前のことだけど、少女マンガと少年マンガではだいぶ物語の成り立ちが違う。例えば、少年マンガが大好きなスポ根を例に取ってみよう。仲間と練習し... カルチャーマンガ・日本メイ作劇場 2011/05/29 17:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第9回 “少女”マンガのおける恋愛描写の見本は『好きしか知らない』に限る! 少女マンガの基本は「恋愛」だ。女と女の恋愛は最近こそ光が当たり始めたものの、基本的には男女や男男モノの恋愛模様を描いて、少女マンガは成り立って... マンガ・日本メイ作劇場カルチャー 2011/05/18 16:30
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第8回 少女マンガにおける、「女の性の解放」と「男の処女性信奉」の落としどころ 女性の社会進出が進み、女もいろんなものが手に入るようになってきた。仕事、非婚の選択、年下男......。女の出世はまだまだ障害が多いものの(つ... カルチャーマンガ・日本メイ作劇場 2011/04/25 15:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第7回 完璧すぎるスペックと半ズボンが少子化社会を暗示する『CLAMP学園探偵団』 『毎日かあさん』(西原理恵子、毎日新聞社)を読むと、息子と娘の生物としての違いがよく分かる。母親にとって息子というのは、気が利かなくて乱暴者で... マンガ・日本メイ作劇場 2011/04/06 19:30
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第6回 『覇王愛人』ほど、作者の脳内がダダ漏れになったマンガはない! 『ムーンウォーカー』という映画をご存じだろうか。マイケル・ジャクソンが自由奔放な発想でのびのびと制作したファンタジー・ミュージカルである。突然... カルチャーマンガ・日本メイ作劇場 2011/03/13 17:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第5回 元気娘の行動に、周囲がざっぱざっぱと迷惑を被る『アンジェリク』 『アンジェリク』は面白い。17世紀フランス、美しい緑の目を持った美少女アンジェリクが、波瀾万丈な人生を歩む話だ。実家が夜盗に襲われ、結婚した相... カルチャーマンガ・日本メイ作劇場 2011/02/28 16:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第4回 男はもう女を救わない、少女マンガとして夢を与えることを放棄した『こころ』 少女マンガというのはもともと、少女たちに夢や希望を与えるために作られた。だからお姫様の話だったり、立身出世してアイドルになったり(女の立身出世... カルチャーマンガ・日本メイ作劇場 2011/01/31 21:30
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第3回 パンツで××したり、●●で街中歩いたり……伝説のマンガ『げっちゅー』 少女マンガを読んでいる読者の9割は、なんの特技もない平凡な女子のはずだ。そして平凡な女子に与えられる出会いというのは、通常、平凡な男子である。... カルチャーマンガ・日本メイ作劇場 2011/01/14 21:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第2回 『罪に濡れたふたり』の”罪”は近親相姦ではなく、●●としか思えないっ! この作品は、近親相姦という壮大なテーマを持っているように見えるけれど、実は単にサカった尻軽女が運の悪い恋愛をする話である。 主人公の香純は... カルチャーマンガ・日本メイ作劇場 2010/12/14 17:00
カルチャー [連載]マンガ・日本メイ作劇場第1回 変人がメイ作を作る? 『ガラスの仮面』のキャラクターを見直してみよう 『ガラスの仮面』はすごい話だ。確かに日本マンガ界における名作だ。主人公である北島マヤと姫川亜弓がただただ、「紅天女」という役を得るためだけにし... マンガ・日本メイ作劇場カルチャー 2010/12/07 17:00