カルチャー [サイジョの本棚] 「変容する自分」を楽しむ2冊! 性的に開眼した女の書簡集『マドモアゼルSの恋文』、“中年~お婆ちゃんの空白地帯”をつづる『わたしの容れ物』 ――書店にあまた並ぶ新刊の中から、サイゾーウーマン(サイ女)読者の本棚に入れたい書籍・コミックを紹介します! サイジョの本棚 2016/07/10 19:00
カルチャー [サイジョの本棚] セレブ専業主婦&女子アナを苦しめる、“勝ち組”ゆえの特殊ルールの正体 今回取り上げる本は、人気海外ドラマ『ゴシップ・ガール』の舞台にもなった、マンハッタンの高級住宅街に住むセレブママたちを観察したノンフィクション... サイジョの本棚 2016/05/29 16:00
カルチャー [サイジョの本棚] 少年愛を描いた『風と木の詩』の裏にあった、竹宮惠子と萩尾望都の短くも濃い友愛 理想の少年像はネクタイかリボンか、半ズボンか長ズボンか。萌える関係性は「友情に毛が生えた程度」か、「愛情にちょっとだけ踏み込んでいる程度」か―... サイジョの本棚 2016/04/20 21:00
カルチャー [サイジョの本棚] 小説・映画・アートの「名作アレルギー」を解消してくれるのは、“はみ出た”知識と捉え方 名作と呼ばれる小説や映画、絵画。この世に数多ある作品に触れる時、芸術だから何かを読み取らなければ、と身構えてしまう人にこそ読んでほしい、“趣味... サイジョの本棚 2016/03/08 19:00
カルチャー [サイジョの本棚] デビュー作と同じテーマである「大切な人の死」を、より生々しく力強く昇華させた若木未生『ゼロワン』 小野不由美、前田珠子、桑原水菜、榎木洋子――1990年代、講談社X文庫ホワイトハートや集英社コバルト文庫といった少女小説では、異世界や超能力で... サイジョの本棚 2016/02/28 21:00
カルチャー [サイジョの本棚] 重要なのは「血のつながり」じゃない。愛とエゴとコミュニケーションで成り立つ「家族」の醍醐味 『お母さん二人いてもいいかな!?』は、タイトルの通り、同性愛者である著者と妻の2人で、3人兄弟を育てる日々を描くコミックエッセイだ。 シン... サイジョの本棚 2015/12/26 19:00
カルチャー [サイジョの本棚] 『フリークス学園』は“中学の時イケてない芸人”が作った!? 米ポップカルチャーを身近にする『ヤング・アダルトU.S.A.』 日本人にとって、“最も身近な外国”の1つといえるアメリカ。『glee/グリー』『トワイライト』『アメリカン・アイドル』といった映画やドラマ、オ... サイジョの本棚 2015/11/22 21:00
カルチャー [サイジョの本棚] 自分という他者、ゴミ屋敷の主となった母――私たちは“身近な他人”とどう付き合うべきか 日に日に夜が長くなる秋、どろっと濃くて重たい、その分読み応えもずっしりと詰まった4冊を紹介したい。 サイジョの本棚ブックレビュー 2015/10/24 16:00
カルチャー [サイジョの本棚] 楽しさ、孤独、不自由さ……疑似家族の繊細かつユニークな日々を丁寧に描いた3作品 家族、恋人、若さ、健康、財産……生きる上で、失いたくないものは人それぞれだ。そんな、失いたくない何かをなくしたところから始まる日々を、ユーモラ... サイジョの本棚 2015/09/12 19:00
カルチャー [サイジョの本棚] 向田邦子×水羊羹、色川武大×氷いちご。作家の偏愛がおかしくも小気味よい『ひんやりと、甘味 』 ――本屋にあまた並ぶ新刊の中から、サイゾーウーマン(サイ女)読者の本棚に入れたい書籍・コミックを紹介します! サイジョの本棚 2015/08/09 21:00
カルチャー [サイジョの本棚] 「10年続く店は1割」の飲食業界で、豆腐メンタルの一人旅で。静かに道を拓いた人間に迫る 私たちは死んだら、どんな段階を踏んで棺に収められ、どのように焼かれ、弔われていくのか。誰もが関わる業界でありながら、その実際はあまりにも知られ... サイジョの本棚 2015/08/02 21:00
カルチャー [サイジョの本棚] 男・女らしさや恋愛のフォーマットから解き放たれることで得られる、生きやすさと強さ 40代・既婚・異性愛者の著者が、ふとしたきっかけで女装にのめり込んだ1年間をつづったノンフィクション。TV番組や映画のプロデューサーとして活躍... サイジョの本棚 2015/06/28 21:00
カルチャー [サイジョの本棚] “吉原の女帝”の半生に見る、清濁どちらも受け入れてきた人間の強み ――本屋にあまた並ぶ新刊の中から、サイゾーウーマン(サイ女)読者の本棚に入れたい書籍・コミックを紹介します! サイジョの本棚 2015/06/14 19:00
カルチャー [サイジョの本棚] 「女はかわいい方が得」という刷り込みの、“かわいい”の曖昧さを探る 「もっとかわいかったら人生違うかなー」と考えたことのある女性は多いだろう。“容姿の美醜で人生はどのくらい変わるのか”という誰もが持つ疑問を、経... サイジョの本棚 2015/05/05 19:00
カルチャー [サイジョの本棚] 『映画系女子がゆく!』が示した、イタさも錯乱も内包する「女」という生き物の面白さ 「元日本経済新聞記者が人気AV女優だった!」と、週刊誌にスキャンダラスに書き立てられたのは去年のこと。『身体を売ったらサヨウナラ』は、平均以上... サイジョの本棚 2015/02/22 19:00
カルチャー [サイジョの本棚] 異端児、魔女、韓流ドラマ……「男性優位社会の脅威となる女性」の変遷をたどる 『女の哲学』は、その生涯が映画化され、日本でも静かなブームを呼んだハンナ・アーレントら、7人の女性哲学者や芸術家の生涯と思想を紹介する一冊だ。... サイジョの本棚 2015/01/09 19:30
カルチャー [サイジョの本棚] 「東京/地方」「夢/仕事」は、対立ではなく地続きな問題と教えてくれる4冊 25歳で突然、治療法が確立していない難病に襲われた女性が、戸惑い苦しみながらもどこか軽妙な筆致で疾患と闘う日々をつづり、ベストセラーとなったエ... サイジョの本棚 2014/11/22 16:00
カルチャー [サイジョの本棚] 友情と恋愛、道徳と背徳、同性愛と異性愛……恋愛に潜む曖昧さを浮き彫りにする5冊 女子校育ちで、異性との交際経験はゼロ。その代わり、オタク活動と妄想を充実させて漫画家になったカザマ氏が、3次元の相手と恋愛・結婚したいと思い立... サイジョの本棚 2014/09/14 19:00
カルチャー [サイジョの本棚] 自分だけの幸せを追求し、趣味を武器に“リア充”へ。人生のサバイバル術を教えてくれる本 アラフォーの性欲や本音を笑いにまぶして語ることができる人気女芸人・大久保佳代子(オアシズ)。『美女のたしなみ』は、彼女が「OL兼お笑い芸人」だ... サイジョの本棚 2014/07/03 21:00
カルチャー [サイジョの本棚] 「ダメ男」「野獣」といった偏見を外し、フラットに「男」を見つめ直せる4冊 ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』は“橋田壽賀子ドラマもまっ青なダメ男見本市”、森鴎外の『舞姫』の主人公は“ガリ勉型世間知レベル0のダメ... サイジョの本棚 2014/06/21 19:00
カルチャー [サイジョの本棚] 80年代、女子プロレス、アイドル、J-POP……熱狂とブーム再生に心を震わす 『80’Sガールズ大百科』は、『ときめきトゥナイト』(池野恋、集英社)、『銀曜日のおとぎばなし』(萩岩睦美、同)といった人気少女マンガやマンガ... サイジョの本棚 2014/05/07 15:30
カルチャー [サイジョの本棚] 長女の責務、失「女ともだち」、加齢でも逃れられない自意識……女の業をえぐり出す4冊を紹介 『女友だちの賞味期限<実話集>』は、失恋ならぬ「失『女ともだち』」の思い出を書き起こした、「壊れた友情」の実話集(川上弘美の解説が加わった復刊... サイジョの本棚ブックレビュー 2014/03/22 19:00