“少女”マンガのおける恋愛描写の見本は『好きしか知らない』に限る!
少女マンガの基本は「恋愛」だ。女と女の恋愛は最近こそ光が当たり始めたものの、基本的には男女や男男モノの恋愛模様を描いて、少女マンガは成り立って...
2011/05/18 16:30
少女マンガの基本は「恋愛」だ。女と女の恋愛は最近こそ光が当たり始めたものの、基本的には男女や男男モノの恋愛模様を描いて、少女マンガは成り立って...
2011/05/18 16:30
マンガ大賞2011のノミネート作品が発表されたのは1月17日のことでした。遠い昔の出来事のようにも思えますし、実際のところ3.11世以降世界は...
2011/05/04 16:00
女性の社会進出が進み、女もいろんなものが手に入るようになってきた。仕事、非婚の選択、年下男......。女の出世はまだまだ障害が多いものの(つ...
2011/04/25 15:00
『毎日かあさん』(西原理恵子、毎日新聞社)を読むと、息子と娘の生物としての違いがよく分かる。母親にとって息子というのは、気が利かなくて乱暴者で...
2011/04/06 19:30
『ムーンウォーカー』という映画をご存じだろうか。マイケル・ジャクソンが自由奔放な発想でのびのびと制作したファンタジー・ミュージカルである。突然...
2011/03/13 17:00
少女マンガにおけるスポ根の一形態として「バックステージもの」があります。『ガラスの仮面』を筆頭に、宝塚をモデルとした藤田和子/氷室冴子『ライジ...
2011/03/07 21:00
『アンジェリク』は面白い。17世紀フランス、美しい緑の目を持った美少女アンジェリクが、波瀾万丈な人生を歩む話だ。実家が夜盗に襲われ、結婚した相...
2011/02/28 16:00
わたしたちから「初恋」という言葉が失われて、もうどれだけの時が流れたことでしょう。あの甘美。あの陶酔。恋愛が生活の最優先事項だったあの頃の、ジ...
2011/02/05 21:00
少女マンガというのはもともと、少女たちに夢や希望を与えるために作られた。だからお姫様の話だったり、立身出世してアイドルになったり(女の立身出世...
2011/01/31 21:30
少女マンガを読んでいる読者の9割は、なんの特技もない平凡な女子のはずだ。そして平凡な女子に与えられる出会いというのは、通常、平凡な男子である。...
2011/01/14 21:00
あれは7月だったでしょうか、本書を私は発売日に購入しました。そして読みました。「ふーん」と思い、本棚に差し込んで、そのままでした。あれから5カ...
2010/12/24 19:00
この作品は、近親相姦という壮大なテーマを持っているように見えるけれど、実は単にサカった尻軽女が運の悪い恋愛をする話である。 主人公の香純は...
2010/12/14 17:00
『ガラスの仮面』はすごい話だ。確かに日本マンガ界における名作だ。主人公である北島マヤと姫川亜弓がただただ、「紅天女」という役を得るためだけにし...
2010/12/07 17:00
少女マンガは時として受験勉強に役立ちます。『日出処の天子』(山岸凉子、白泉社)を読んで飛鳥時代を学び、『あさきゆめみし』(大和和紀、講談社)で...
2010/11/28 11:45
壮大な前フリを経て、ついに『町でうわさの天狗の子』がそのポテンシャルを発揮し始めました。先ごろ発売された最新巻、7巻から溢れ出す「萌え」の奔流...
2010/11/15 16:30
この度、テレビアニメ化されることとなった『海月姫』(10月14日放送開始、フジテレビ系)は、東村アキコ先生の作家史において大きな意味を持つ作品...
2010/10/14 16:00
京都、職人、ものづくり、長屋...と来ればこれはもうク●ネルやら天然●活やらの「ほっこり系」の独壇場ではありますが、麻生みこと先生は決してそん...
2010/10/03 17:00
舞台は多分、近未来の日本。学校の「友達選定」システムによって「友達」とされた女子高生「金やん」と「高木さん」のシュールな日常を、まるで漫才のよ...
2010/08/13 19:30
すでに各方面で話題のこの作品ですが、本作によって『ハチミツとクローバー』(集英社、以下『ハチクロ』)のヒットがまぐれでないことを、羽海野チカ先...
2010/06/28 16:30
恋人、もしくは配偶者の死を起点として立ち上がる物語があります。たとえば一条ゆかり先生の名作『砂の城』(集英社)。最近作ではいくえみ綾先生の『潔...
2010/04/27 11:45
30歳の独身男・ダイキチが、亡き祖父の隠し子だった6歳の女の子・りんを引きとって育てる――という、キャッチーかつ女子のファザコン的欲求をくすぐ...
2010/04/03 11:45
前編では各作品をざっと解説してみました。正直なところ、大賞の『テルマエ・ロマエ』は来年、再来年でも良かったのでは、と思います。本作はまだ1巻。...
2010/03/20 17:00