カルチャー [官能小説レビュー] 男女の秘密は「言えなければ言えない」ほど燃える――三浦しをんの官能表現が“そそる”ワケ 恋愛の定義というものは人それぞれである。一般的に、1人の人を愛することをそういうのだろうが、不倫や略奪などの禁断の愛など、たとえ正当法とは... 官能小説レビュー 2017/01/16 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 自意識過剰な男とのセックス後に読みたくなる、川端康成『眠れる美女』が描く老いらくの性 これまで出会った男性の中で、自分を“大きな男”に見せようと、嘘の自分を装う人はいなかっただろうか。それは、セックスの場面で、非常に顕著に現... 官能小説レビュー 2016/12/19 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 「姉弟間のセックス」「放尿シーン」も……団鬼六、容赦ないSM描写で女性を輝かせる手法 “いやらしい女”は、時として聖女のように神々しく感じられる。快楽に順応し、恥を捨てて「気持ち良い」と叫ぶ姿は、どんな何物にも代えられないほ... 官能小説レビュー 2016/12/05 21:00
カルチャー [官能小説レビュー] 桜木紫乃『十六夜』に描かれる、“不倫関係”を羨ましく感じてしまうワケ 男と女は、似た性格を持つ者同士が、自然とつながり合うようにできているのかもしれない。社交的な男には社交的な女が、セックス好きな男にはセック... 官能小説レビュー 2016/11/23 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 陵辱された女の復讐劇――『優雅なる監禁』のヒロインが失ったモノと得たモノ 一見、非力で弱い生き物に感じられる女でも、プライドを徹底的に傷つけられると鬼のように変貌することは珍しくない。 官能小説レビュー 2016/11/07 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 『花芯』とは女性器の喩え――瀬戸内寂聴の描く激情の女が魅力的に映るワケ 相手を想う気持ちとセックスがストレートに結びついている女性を羨ましいと感じる。これまで数多くの女流官能小説家の作品を読み、そこに表出する彼女た... 官能小説レビュー 2016/10/24 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 誇り高きヤリマン女子大生の姿に、清々しさすら覚える『愛よりも速く』 男性には、愛と性欲を切り離して考えている人が多い。既婚者や、特定の恋人がいる人の中にも、風俗通いをする男性が割と多いというのも、その1つの証拠... 官能小説レビュー 2016/10/10 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 「おっぱいの大きい女=エロい女」記号化される女の悲哀が共感呼ぶ『星屑おっぱい』 私たち女性は、なぜ“おっぱい”に振り回され続けなければならないのだろう? 小学校高学年に差しかかった頃から、無意識のうちに膨らみ始めてきた胸元... 官能小説レビュー 2016/10/02 20:30
カルチャー [官能小説レビュー] アイドルの夫とセックスに耽る――中学生の生み出す妄想が眩しい『官能と少女』 子どもから大人へと変化する過程である“少年少女”の恋愛は、しばしば官能の題材として使われる。彼らの最大の魅力は、性への知識と興味が、成長途中の... 官能小説レビュー 2016/09/12 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 体を売ることで少年は男になる? 石田衣良『娼年』、“成長”を描く性描写の妙 ランニングをして体に負荷をかけることが快感だと思う人もいれば、「ただの苦痛でしかない」という人もいるように、セックスを愛する相手と快感を求め合... 官能小説レビュー 2016/08/29 19:45
カルチャー [官能小説レビュー] ラブドール職人の夫と、がんに侵された妻のセックス――官能小説に見る生々しい“夫婦愛” 一見、禁断の恋が描かれがちと思われる官能小説の世界にも“夫婦間の愛”をテーマにした作品は数多く存在している。そういった作品を読むたびに、夫婦ご... 官能小説レビュー 2016/08/15 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] セックスで感じない女が変わる瞬間――密室の性愛劇『永遠に、私を閉じこめて』のヒリつく純愛 愛と憎悪の感情は、常に表裏一体である。例えば恋人の仕事が忙しくてなかなか会えないと、愛ゆえに寂しさが募るが、いつしかその感情は憎しみに変わり、... 官能小説レビュー 2016/08/01 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 夫の不倫相手は「太った醜いおばさん」――『アンバランス』に描かれる、セックスレス妻の切実さ 恋人から夫婦へ、そして家族になる上で、“セックス”という行為は非常に位置づけが難しくる。セックスをする理由は、立ち位置によってさまざまに変化し... 官能小説レビュー 2016/07/18 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 結婚15年目のW不倫発覚――それでも「愛してる?」と夫に問う妻に“安心感”を得るワケ 「愛しているからセックスをする」などと、愛とセックスを一括りにしてしまうから、夫婦間はこじれてしまうと常々感じている。もちろん恋人同士だった頃... 官能小説レビュー 2016/07/05 19:25
カルチャー [官能小説レビュー] 不倫を“された側”は、かわいそうな存在なのか? 夫の不貞を許し続ける妻の心理 今年のワイドショーで一番のキーワードとなっているのが「不倫」である。清純派タレントとミュージシャンとの不倫劇を皮切りに、ご意見番的なタレントや... 官能小説レビュー 2016/06/20 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 処女を捧げた男への憎悪の物語――『マサヒコを思い出せない』が教える、女の試練の乗り越え方 些細な間違いによって人生が狂い始め、気がつくととんでもないところに堕ちていることがある。 官能小説レビュー 2016/06/06 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] “不倫する女”を猛バッシングする女の心理から読み解く、『不機嫌な果実』が長年愛されるワケ SNSやネット掲示板などを見ていると、芸能人はもちろん、一般人の「女の不倫」は、男だけでなく、同性からも異常なほどのバッシングを受けている。不... 官能小説レビュー 2016/05/23 19:20
カルチャー [官能小説レビュー] 官能小説として読む“阿部定事件”――「オチンコを憎んでいる」女の性愛を考える これまでの日本で女性が犯罪者となった事件で、誰もがすぐに思い浮かぶのが「阿部定事件」ではないだろうか。 官能小説レビュー 2016/05/09 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 巨根は「ユーモアポルノ」! 女流官能小説家の指南書に見る、“女だからこそ”の妙 官能小説はもちろん、読書好きであれば一度は「書き手」にあこがれた人も少なくないのではないだろうか。筆者もその1人で、どこへ発表するわけでもない... 官能小説レビュー 2016/04/25 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 居場所のない主婦が週に一度だけ寝る男――『うたかたの彼』に見る、真の理想の男像 女であるということだけで、生き難いと感じることが多い。一番わかりやすい例は“「生理”」だろう。月に一度は必ずやってくるその現象が原因で、強い痛... 官能小説レビュー 2016/04/11 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 姉の手に射精した夜を忘れられない弟――『残り香』に感じる“禁断の熱量”とは? 官能小説の楽しみ方の1つに「非現実的な世界に浸る」というものがある。現実では決して許されない関係性が、官能小説の中には多く描かれているのだ。例... 官能小説レビュー 2016/03/28 19:00
カルチャー [官能小説レビュー] 渋谷の街中で性器露出、女装プレイも――『水を抱く』の過激シーンが切ないワケ 女がセックスをする理由は、ある意味2つある。1つは「生きる」ためのセックスだ。愛する男に抱かれて幸せな気持ちになったり、男に奉仕され、こちらも... 官能小説レビュー 2016/03/14 19:00