ランチ食べ比べレビュー

【安楽亭】ランチタイムなのにガラガラ……でも「999円焼肉ランチ」の太っ腹ぶりに感動

2024/02/07 20:00
サイゾーウーマン編集部
安楽亭の店舗外観画像
ファミリー層に人気の焼肉チェーン・安楽亭(C)サイゾーウーマン

 今日は午後から忙しくなりそう……そんな気合を入れたいときに食べたくなるのが“焼肉ランチ”ですよね。全国に150店舗以上を展開する焼肉チェーンの「安楽亭」は、ランチメニューが充実している、しかも午後5時まで(土日祝も!)やっているという話を耳にしたので、早速、最寄りの店に足を運んでみました!

※価格はすべて税込。
※価格やメニューは2024年2月6日時点の情報です。
※店舗によって価格やメニューが異なることがあります。
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。

目次

・安楽亭ランチメニューが充実! ドリンクバーが楽しいワケ
・安楽亭の999円焼肉ランチ、「とろうまタレ」がべらぼうにうまい!
・安楽亭の焼肉ランチ、ライスもわかめスープもおかわり無料で大満足

安楽亭ランチメニューが充実! ドリンクバーが楽しいワケ

 私が安楽亭に到着したのは、午後1時半過ぎ。混雑を避けるため、ランチタイムとしてはやや遅めの時間帯を狙ったのですが、店内を見渡してびっくり! 全然お客さんがいない――。私のほかに一人客が2人という有様で、もの悲しさを感じてしまうほどのガラガラぶりだったのです。

 私が訪れた店舗に限った話かと思いきや、スマホで「安楽亭 経営」と検索したところ、安楽亭が焼肉食べ放題チェーンで“一人負け”している……といった類の記事がいくつかヒット。入店早々、切ない気持ちになってしまいました。


 しかし、ランチメニューを見ると、一気にテンションアップ! 

安楽亭のランチメニューの画像
安楽亭はランチメニューが豊富(C)サイゾーウーマン
安楽亭のランチメニューの画像
野菜がたっぷりとれるランチメニューも(C)サイゾーウーマン

 「セレクトランチ」「スペシャルランチ」「お手軽ランチ」「ワンコイン肉丼」「特盛りランチ」「ワイルドコンボ+ランチ」「ヘルシーランチ」「黒毛和牛ランチ」などから、さらに細かくメニューが選べるということで、驚くほど豊富にランチメニューが用意されています。

 今回、私が選んだのは、お手軽ランチの「ファミリーカルビランチ」。

安楽亭のランチメニュー
お手軽ランチは6種類(C)サイゾーウーマン

 カルビの量で値段が分かれており、80gだと869円、120gだと999円、160gだと1,298円。そこに、ライス、スープ、キムチorミニサラダ、デザート、ソフトドリンクバーがついているんですが、かなり太っ腹じゃないですか!? 私は「お得」マークがついている120g・999円を注文しました。


 まずはドリンクバーに。一般的なドリンクバーかと思いきや、「美酢(ミチョ)」なるものが6種類も置かれていました。

安楽亭のドリンクバーに置かれた美酢の画像
美酢はジンジャーエール、ペプシ、メロンソーダ割がおすすめだそう(C)サイゾーウーマン

 これは100%果実発酵酢で、この店舗には「ざくろ」「みかん」「レモン」「もも」「パイナップル」「マスカット」のフレーバーがラインナップされています。この美酢をジュースやお茶で割ることで、オリジナルドリンクが作れるそうなんです。

 私は、「パイナップル」の美酢と「ジンジャーエール」をチョイス。これが今まで飲んだことのないさわやかかつフルーティーな味わいでおいしい! 安楽亭はドリンクバーに他店とは違った工夫を施しており、率直に「楽しいお店!」と感心しました。

安楽亭の999円焼肉ランチ、「とろうまタレ」がべらぼうにうまい!

 席に戻って数分後、お目当てのファミリーカルビランチが運ばれてきました。

安楽亭ファミリーカルビランチの画像
皿の置き方がややクセ強な安楽亭(C)サイゾーウーマン

 カルビの枚数は10枚、ライスとわかめスープは想像以上に大盛り、対してキムチは小盛りといった印象です。デザートはパイナップルがのった杏仁豆腐でした。

 早速、肉を焼いていきます。1枚1枚の肉のサイズはややバラつきがある程度、一方、分厚さはどれもあまり感じられませんが、サッと焼き上がるので、さくさく食べられます。焼肉ランチは“焼き待ち”の時間が苦手という人も、焦りのストレスはあまり感じないと思いますよ。

安楽亭ファミリーカルビランチの画像
さくさく焼けました(C)サイゾーウーマン

 一方、肉の味に関しては正直、可もなく不可もなく、いたって普通のカルビだったのですが、安楽亭は卓上調味料が豊富で、いろんな味を楽しむことができました!

安楽亭の卓上調味料の画像
卓上調味料が多い!(C)サイゾーウーマン

 このように、テーブルの端には「甘口タレ」「辛口タレ」「とろうまタレ」「レモン汁」「コチュジャン」「ニンニク(おろし)」「ヤンニム」「塩」「こしょう」がズラリ。「甘口タレ」はすっきり&まろやかな口当たり、「辛口タレ」は唐辛子の利いたピリ辛風味なのですが、この「とろうまタレ」がべらぼうにうまいんです! 

安楽亭ファミリーカルビランチの画像
いろんなタレで味変してみて!(C)サイゾーウーマン

 コチュジャンやニンニクの旨味が凝縮されたパンチの強いタレで、“いたって普通のカルビ”を格段ランクアップさせてくれる逸品。とろっとしているので肉によく絡まるのもおすすめポイントです。

 また、辛味好きには「ヤンニム」もイチオシ。こちらは韓国調味料の一つで、ラー油と辛味噌を混ぜたものをイメージしてもらえればと思います。

安楽亭ファミリーカルビランチの画像
ヤンニム、ぜひ別売りしてほしい~!(C)サイゾーウーマン

 安楽亭で提供されている韓国料理メニュー(ユッケジャンスープやカルビスープなど)の辛味増しに使われる調味料かもしれませんが、これを肉の表面に適量をのせると、肉の味が引き立っておいしいんですよ!!

安楽亭の焼肉ランチ、ライスもわかめスープもおかわり無料で大満足

 また、わかめスープもホッと体が温まるおいしさ。キムチは焼肉の付け合わせとしていい仕事をしてくれています。

安楽亭ファミリーカルビランチの画像
ライスをキムチと焼肉で巻いていただきます(C)サイゾーウーマン

 肉を半分残して、すでにライスを食べ終えてしまったので、おかわりはできるのか店員さんに聞いてみると、無料とのこと! 「タッチパネルからご注文ください」と言われ、操作していると……なんとわかめスープも無料でおかわりができることがわかりました。

 ライスとわかめスープをちゃっかりおかわりし、残りの肉をがつがつ食べると、最後はお待ちかねのデザート。辛味が利いた焼肉を存分味わった後だけに、甘くさわやかな杏仁豆腐が普段以上においしく感じられましたよ! しかも店員さんが温かいお茶まで提供してくれ(ドリンクバーもあるのに!)、大満足のランチとなりました。

 999円とは思えない充実度だった安楽亭のランチ。レジで支払いを終えた後、ミントキャンディを1つくれたのも高ポイントでした。

 現在は客入りがいまいちという安楽亭ですが、逆に落ち着いてランチを楽しめる穴場ともいえるのではないでしょうか。気になった方はぜひお近くの安楽亭に足を運んでみてくださいね。

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最終更新:2024/02/07 20:00
安楽亭、心から応援したい……!