サイゾーウーマン芸能『鬼滅』1位も前作より勢いダウン 芸能 今週の映画ランキング 『鬼滅の刃』1位、ついにトップ10圏外の大ヒットアニメは? 映画興行成績ランキング【2024年2月2~4日】 2024/02/07 20:15 サイゾーウーマン編集部 映画芸能ウラ情報 写真ACより 2月2日、特別上映『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』が公開開始。原作は漫画家・吾峠呼世晴氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載していた『鬼滅の刃』で、その最新劇場版が、同5日発表の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、2月2~4日)で初登場1位を獲得した。この記事では、トップ10までのランキング結果を見ていく。 目次 ・『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』1位も……前作初動より勢いに欠ける ・『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』累計興収で『ゴールデンカムイ』を抜く ・松竹快挙! 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』累計興収39億円突破 ・全国映画動員ランキングトップ10(2024年2月2~4日、興行通信社調べ) 『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』1位も……前作初動より勢いに欠ける 原作だけでなく、TOKYO MXやフジテレビ系で放送されてきたアニメ版も人気の『鬼滅の刃』は、主人公・竈門炭治郎(声優:花江夏樹)が家族を鬼に殺され、鬼になった妹・禰豆子(声優:鬼頭明里)を人間へ戻すために入隊した「鬼殺隊」での活躍や成長を描く。 今春にはアニメ4期となる『「鬼滅の刃」柱稽古編』(フジテレビ系)がスタート。今回1位に輝いた『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は、3期『「鬼滅の刃」 刀鍛冶の里編』の第11話を振り返りながら、4期の第1話を今回、『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』として劇場版として先行上映。全国376スクリーンで公開し、初日から3日間で興行収入6億4700万円をあげた。 映画『鬼滅の刃』シリーズといえば、2020年10月公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が最終興収404.3億円を達成し、国内で上映された歴代映画の興収ランキングで堂々の1位に。なお、昨年2月には『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が全国377スクリーンで公開され、初日から3日間で興収11億5900万円を記録。これと比較すると、今作の初動は勢いに欠けるが、どこまで数字を伸ばせるか注目だ。 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』累計興収で『ゴールデンカムイ』を抜く 今回のランキングでは、前週1位だったアニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)が2位へ、前週2位だった実写映画『ゴールデンカムイ』(1月19日公開)が3位へとワンランクずつダウン。 TBS系アニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は、公開2週目で累計興収19億円を超えた。一方の『ゴールデンカムイ』は漫画家・野田サトル氏が「ヤングジャンプ」(集英社)で連載していた同題作品を山崎賢人主演で実写化し、公開3週目で累計興収16億円を突破。ネット上の原作ファンにも評価されているが、後に上映開始した『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に追い抜かれた格好だ。 しかし『ゴールデンカムイ』は2月10日からの入場者特典として、野田氏の書き下ろしを含むアートボードの配布を発表。かたや『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』も週替わり入場者プレゼントを実施中で、2月9日から第3弾(劇中の名場面を抜粋した「コマフィルムvol.1」)の配布を開始する。どちらもファンにはうれしい特典とあって、数字にも反映されていくだろう。 松竹快挙! 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』累計興収39億円突破 同ランキング5位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、昨年12月8日から公開9週目となったが、まだ上位に食い込む強さを見せている。小説家・汐見夏衛氏の同題小説(スターツ出版)を福原遥と水上恒司のダブル主演で実写化した同作は、累計興収39億円を突破。 ちなみに同映画を除き、配給元・松竹の昨年封切り作で興収が10億円超えたのは、吉永小百合主演の『こんにちは、母さん』(昨年9月1日公開)と『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(同3月3日公開)。今年1月時点で、前者は興収11.1億円、後者は10.1億円と発表されている。その2作の成績を大きく上回った『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、快挙を達成したといえそうだ。 前週まで11週連続でランキング入りしていたアニメ映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(昨年11月17日公開)はついにトップ10圏外となったが、2月10日から“最後の特典”としてキャラクターデザインを担当した谷田部透湖氏の描き下ろしイラストをデザインしたミニ色紙が配布される。同5日までに累計興収25億超えを達成している同作、次週のランキングではトップ10圏内返り咲きもあり得るか。 全国映画動員ランキングトップ10(2024年2月2~4日、興行通信社調べ) 1位:『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』 2位:『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』 3位:『ゴールデンカムイ』 4位:『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』 5位:『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 6位:『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』 7位:『サイレントラブ』 8位:『ゴジラ-1.0』 9位:『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』 10位:『ウィッシュ』 『鬼滅の刃』特別上映が初週1位! 関係者が語る、脇役にも「豪華声優」起用の理由とは? 2月3日に公開された劇場アニメ『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が、同6日発表の国内映画ランキング(全国週末興行成績、興行通信社提供)で初登場1位を獲得...サイゾーウーマン2023.02.10 サイゾーウーマン編集部 芸能・ジャニーズ・美容・暮らし・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト X:@CyzowomanC Instagram:@cyzowoman オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン] 最終更新:2024/02/07 20:15 関連記事 『ガンダムSEED』いきなり10億超え、集客に苦戦する“劇場版”は? 映画興行成績ランキング【2024年1月26~28日】『ゴールデンカムイ』初登場1位、失速した実写作品は? 映画興行成績ランキング【2024年1月12~14日】『SPY×FAMILY』V4、あのヒット作の記録更新なるか? 映画興行成績ランキング【2024年1月12~14日】『名探偵コナン』新作に期待、ついに圏外落ちの作品は? 映画興行成績ランキング【2024年1月5~7日】『SPY×FAMILY』V2、圏外から浮上できないアニメは? 映画興行成績ランキング【2023年12月29~31日】 次の記事 M!LK・佐野の『冒険少年』に感動のワケ >