サイゾーウーマン暮らし住まいマンションの収納問題を専門家が解決! 暮らし [連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター 片付けのプロが指摘する「クローゼットのNG収納」! 服の脱ぎ散らかしはコレで解決 2023/06/13 17:00 伊藤まき(収納ライター) 「汚部屋」ビフォーアフター 連載企画『「汚部屋」ビフォーアフター』新シーズンがスタート! 第7回目の片付けモニターの応募に当選したのは、東京都中野区・3LDKのマンションに家族と暮らすDさん(40歳)です。 お家まるごと片付け企画、7回目は「パパのクローゼット」を作ります。都心のマンションに多い「小さな収納庫」なので、同じ悩みを抱える家の参考になると思います。 内寸横幅68cmのクローゼットが2つ(C)maki_organize 都心のマンションに多い、横幅が狭く奥行きが深いクローゼットです。子ども部屋にありますが、子ども用には身長に合わせた「着替えコーナー」を作ったので、大人用として使います。 まずは、クローゼットの「NG収納」を見てみましょう。 【NG収納.1】中身が見えない箱を積み重ねる 何が入っているのかわからない(C)maki_organize とても良い場所にあるのに、使用頻度の低いモノを詰め込んでいるのはもったいない使い方です。特に「中身が見えない箱」に入れて、積み重ねてしまうのはNG。 【NG収納.2】箱や袋に詰め込むのが散らかりの元 バッグに放り込んで忘れてしまった例(C)maki_organize 散らかりやすいとお悩みの家ほど、箱や袋に「とりあえず入れる」ので、モノが迷子になります。必要な時に探して出すので、ゴチャゴチャに。種類分けして、適切な「モノの住所」を作る作業を繰り返します。 次に、Dさん宅の「パパの服」に関する問題を確認しましょう。 【問題.1】パパがリビングで着替えをしている 専用スペースがないため、脱ぎ散らかす(C)maki_organize 夫がリビングで着替えたり、仕事のバッグや財布を放置すると悩んでいる家も多いと思います。これは、個人的な空間や収納が足りていないサイン。仕事用の小物(財布やスマホ)をリビングに置く習慣は変えにくいですが、洋服は専用のクローゼットを作れば解決します。 【問題.2】物置部屋にパパの服が散らかっている 衣装ケースの前に荷物があるので開けられない(C)maki_organize 物置部屋にて、パパの洋服が山積みになって散らかっています。もともとは衣装ケースに入っていたものの、床に置くモノが増えて開閉できなくなったので、このような状態になったよう。 【問題.3】パパの洋服が「ひとまとまり」になっていない 大人の洋服収納スペースが決まっていない状態(C)maki_organize 物置部屋のクローゼットも、子ども部屋と同じく2つあります。こちらも使いにくいという理由で目的のない物入れになっており、パパのジャンバーも。それぞれ個人用としてまとめたいので、この部屋はママ用にします。 次のページ 【Before】クローゼットの中身にテーマがない 123次のページ 関連記事 バッグや帽子は「見える化」が◎! プロが教える「片付かない」原因&小物収納のポイント【子ども部屋収納】10の工夫をプロが伝授! 散らからない&お手伝いもしやすく【子ども部屋収納】クローゼット不使用! 狭くても洋服が片付く方法をプロが伝授【汚部屋】雪崩が起こる押し入れを大改造! 片付けのプロが教える5つの収納術【汚部屋】ぐちゃぐちゃな押し入れを片付ける10の手順――専門家が教える収納のコツとは?