「元極妻」芳子姐さんのつぶやき136

安倍元総理銃撃事件の背景にCIAや工藤會のトンデモ説――元極妻が語るヤクザと自民党の関係

2022/07/17 16:00
待田芳子(作家)
安倍元総理銃撃事件の背景にCIAや工藤會のトンデモ説――元極妻が語るヤクザと自民党の関係の画像1
写真ACより

 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

安倍晋三元総理銃撃事件のヒットマン像

 いろんな意味でびっくりしましたね、安倍晋三元総理の銃撃事件。元極妻という微妙な立場ではありますが、衷心よりお悔やみ申し上げます。

 事件は7月8日。その場で現行犯逮捕された40代ヒットマンの「特定の宗教団体」への「私怨」が動機とされていると報じられました。お約束の「元同級生」や「ご近所さん」の証言、卒アル公開とかはあるのに、「特定の宗教団体」についてはNHKとかが名前を出さないのが謎でしたが、いわゆる旧・統一教会(今は「世界平和統一家庭連合」)の田中富広会長が11日に記者会見したことで、やっと報道されるようになりました。

 ヒットマンは、取り調べに対して「お母さんが統一教会にハマって破産した」「ネット上の動画を見て安倍晋三と統一教会がつながっていると思い、殺そうと思った」などと供述、犯行当日も「ネットで調べて現場に行った」とか言っているようです。

犯人の背後にCIA!?

 まあ、だいたいそんなところなのでしょうが、それでもまだネットには陰謀論が渦巻いていますね。特に『人類の月面着陸は無かったろう論』(徳間書店)の著者の副島隆彦先生の分析はすごいです。この本は2005年に「日本トンデモ本大賞」を受賞していますが、それはさておき。


 副島先生は主宰するネット掲示板で、「安倍晋三の銃撃死亡は単独犯ではない。CIAと統一教会の内部抗争によるものだ」と指摘されています。

「果たして、こんな粗悪な、手製の拳銃で、人間を殺傷出来るのか。銃弾が見つかった、と、聞かない。犯人を取り押さえようとして、路上に転がった、はっきりと映っている、この粗悪な手製銃から、硝煙(しょうえん)反応のような痕跡が無い。ただのおもちゃの金属筒を黒テープでぐるぐる巻きにしただけのおもちゃのような銃だ」と指摘、さらに「犯人は別にいる」としています。それがCIAなんですね。

 これを「陰謀論」と片づけるのは簡単なのですが、動画ではたしかに出血が少ないですし、服も破れていないように見えます。あと、後ろから撃たれているのに、なんであおむけ? 

 銃も、ビニールテープなんか巻いて大丈夫か? って感じですよね。そんなんで、元総理「だけ」に命中させられるのでしょうか? まあヒットマンは元・海上自衛隊員だそうですけどね。

極姐2.0 ダンナの真珠は痛いだけ 待田芳子/著