サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」広瀬&山崎熱愛に驚きの新事実 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第609回】 広瀬すずは“超やり手で魔性の女”? 「女性セブン」が報じた驚きの新事実 2022/07/12 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 途上国のような電力不足を招いた背景 かなり早い異常な猛暑に襲われた日本において、叫ばれたのが電力不足だ。熱中症予防のためエアコン使用が呼びかけられているが、一方で節電を“強要”され戸惑った人も多いだろう。だが従順なこの国の人々は、それでも必死に節電に協力した。 でも、電力不足ってどういうこと? そんな疑問を抱いた人も多いだろう。猛暑はある程度予測できたものだし、先の東日本大震災・原発事故の時のように「計画停電」で脅された記憶もある。 そんな疑問に答え、電力不足説に切り込んでいるのが“社会派”「週刊女性」だ。欧米も猛暑に襲われたが、電力不足は起きなかった。そして日本の状況をこう切り捨てた。 「日本は途上国のような電力不足に見舞われており、完全に“人災”といえる。電力会社と政府の完全なる失敗です」 こう指摘をするのは環境エネルギー政策研究所の飯田哲也氏だ。さらにその背景として、日本の電力の自由化は見せかけだけのもので、依然として電力会社が発電も販売も独占している状態で、そのため途上国のような電力危機を招いたと指摘した。 さらにエネルギーアナリストの大場紀章氏は、逆に自由化によって電力会社が安定供給よりコストを重視、さらに“たぶん大丈夫”との希望的観測が今回の危機を招いたと指摘する。 国民に節電を求めるばかりの政府や電力会社の無策と欺瞞――。甚大な原発事故を起こしたにもかかわらず、この国の政府と電力会社の体質は、改まったわけではないと考えさせられた特集記事だった。 次のページ 安倍晋三元首相の事件で絶対に検証が必要なこと 前のページ1234次のページ 楽天 Yahoo 四月は君の嘘 関連記事 宮内庁の「皇族軽視」は小室夫妻のせい!? バッシングのために都合よく解釈する「女性自身」黒柳徹子とさだまさし、桑田佳祐と長渕剛、共演NGネタを報じ続ける女性週刊誌の窮状松田聖子とユーミンが確執31年!? 不仲・共演NGネタが繰り返される残念な理由1990年代のお騒がせタレント「マリアン」、超金持ち元夫との仰天生活! 懐かし芸能人のスクープが意味することいしだ壱成の“ツインソウル”“多重人格”“入院”……女性週刊誌全誌が注目する前途多難な人生