サイゾーウーマン芸能テレビ朝ドラで騒がれる時代考証ミス 芸能 鋭すぎる視聴者 『ちむどんどん』だけじゃない! NHK朝ドラで物議醸した“時代考証ミス” 2022/06/11 15:00 サイゾーウーマン編集部 テレビ芸能ウラ情報 現在放送されているNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』について、“時代考証のミス”が取り沙汰されている。 『ちむどんどん』は、沖縄料理に夢を懸ける比嘉暢子(黒島結菜)の半生を描くドラマで、第1~25回までは沖縄編、第26回以降は東京・鶴見編を放送中。ネット上で物議を醸したのは、5月23日に放送された第31回のラストシーンだ。 「問題となったのは、暢子が下宿先の沖縄料理店から、故郷の姉・良子(川口春奈)に電話をかけるという場面。店の娘・金城トミ(しるさ)が映った時、彼女は醤油入りペットボトルを持っていたんですが、劇中は1972年の設定だけに、視聴者の間で『この時代にペットボトルの醤油ってあったの?』『おかしい気がする』といったツッコミが飛び交ってしまいました」(同) その後、ニュースサイト「J-CASTニュース」が6月6日配信記事でこの騒ぎを取り上げ、醤油メーカーのキッコーマンに問い合わせた結果、「1977年にしょうゆの容器としてペットボトルを採用」「ペットボトルの食品での採用は日本で初めて」との回答が得られたと伝えている。また、NHKの広報は同サイトの取材に対し、「ご指摘いただいたご意見については、今後の番組づくりの参考にさせていただきます」と答えたというが……。 「『ちむどんどん』では、6月1日放送の第38回に“宅配ピザ”のようなものも登場しており、こちらもネットユーザーから『どう見ても宅配ピザだけど、この時代には存在しないはず』『宅配ピザの違和感がすごい』と指摘されていました。このように、朝ドラでは時代考証のミスがたびたび取り沙汰されています」(同) 例えば、『ちむどんどん』の前に放送されていた『カムカムエヴリバディ』(21年11月~22年4月放送)でも同様の事態が発生していた。同作は、安子(上白石萌音)、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)という母、娘、孫の3代にわたる物語。今年2月17日放送の第76回は、83年の京都が舞台だったが、ひなたが乗った路面電車の車窓から、当時は発売されていないはずのトヨタ自動車・プリウスが見えたため、ネット上で「プリウスが電車と並走していて笑っちゃった」「もう車窓の景色が気になってドラマに集中できない」などと言われていた。 「また、朝ドラの第100作目となった『なつぞら』(19年4~9月放送)では、戦災孤児の少女・奥原なつ(広瀬すず、幼少期・粟野咲莉)がアニメーターを目指す姿が描かれました。しかし同年4月12日放送の第11回にあったアメリカのカートゥーン作品『ポパイ』の上映シーンで“横書きの字幕”が出ると、ネットユーザーからは『この時代の日本語字幕は縦じゃない?』『当時の技術的にも、あんなにキレイな字幕はおかしい』との声が寄せられてしまったんです」(スポーツ紙記者) 次のページ NHK朝ドラ『半分、青い。』では“伏線回収”も…… 12次のページ 楽天 トヨタ新型プリウス 関連記事 『ちむどんどん』は対象年齢3歳~。ヒロイン・暢子一家の借金問題だって“なんとかなる”、史上最も“やさしい”朝ドラ朝ドラ『ちむどんどん』母・仲間由紀恵と長男・竜星涼の言動に「もう見ない」宣言続出! 大炎上作『純と愛』との共通点も朝ドラ『ちむどんどん』、ヒロインの母・仲間由紀恵と兄・竜星涼に「イライラする」と苦言続々朝ドラヒロイン・黒島結菜が“東京の兄”と慕う、「不倫転落俳優」の現在とはオダギリジョーは「テレビドラマの異物」? 朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で注目集める存在感