[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

食器棚で「やってはいけないNG収納」5連発! 使いにくくて、散らかりやすい……プロが片付けした結果、こうなった

2021/10/18 19:30
伊藤まき(収納ライター)

[Before]手が届かない棚は、何を置いたか忘れがち

持っているのを忘れていた、保存容器(C)maki_organize

 脚立に乗って、手を伸ばす高さにも収納棚がありました。大きな保存容器とアイスノンなどが無造作に入っていました。

[After]収納棚に「グループのテーマ」を決める

子どもたちの成長に備えて、予備空間も(C)maki_organize

 手を伸ばす位置には、重たくない、割れないモノを収納します。保冷剤をよく使うということで「冷やすモノ」をまとめました。テーマが決まれば、忘れない収納になります。

まとめ:SNSのテクニックに踊らされないで!

 100均で新商品が出たのがきっかけとなり、最近は「食器を立てる収納」が人気です。SNSでも、食器を立てたことで収納力がアップしたとアピールする写真が目立ちます。しかし、食器棚に収納ケースを使うのは「収納が好きな人」「収納をよく見直す人」「食器をコレクションする人」「引き出し収納」向けです。

 Kさんは今、育児中なので食器を楽しむより「家事の負担を減らす」が最優先。 食器の数が少なければ、一番簡単な出し入れ「平置き」ができます。


伊藤まき(収納ライター)

伊藤まき(収納ライター)

収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。クリンネスト2級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。

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最終更新:2021/10/19 13:21
うつわと宴
使いにくい皿ほどスペース取るしね