[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

荒れ果てて見るのもつらいダイニングテーブル周り、劇的スッキリ! ビフォーアフターと6つの解決策

2021/09/20 19:41
伊藤まき(収納ライター)

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み「ダイニングテーブルの上をスッキリしたい」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“19回目”は、リビングの片付け「最終編」です。今回は、ダイニングテーブルの「散らかる原因と解決策」6パターンを紹介。この先、部屋が散らかっても「片付けのゴール」がわかるようになります。記事のラストは、リビング全体のビフォーアフター動画もあります。

[Before]散らかった「ダイニングテーブル」を見るのがつらい

ダイニングテーブルの周りが、いつもゴチャゴチャ(C)maki_organize

 Kさん宅のリビングの[Before]写真です。赤ちゃんのお昼寝マットレスの上部に、ダイニングテーブルがあります。「子どもの手が届かないように、上へ上へとモノを移動してばかり」とKさん。とりあえず「チョイ置き」ばかり積み重ねて、どう片付ければ良いのかわからないと混乱していました。

 このテーブルは、食事、学習、仕事、書類の整理、朝の身支度などで使うため「いつもスッキリしていたい」とKさん。1日に何度もテーブルの角へ寄せるのが、大きなストレスになっていました。


[問題点 Before]テーブルの上に、小物や書類の出しっぱなしが多い

テーブルの角へ寄せ集めて、空きスペースを作る毎日(C)maki_organize

 過去のKさんの「ありのままののダイニングテーブル」です。バラバラの小物が多く、片付けるのがつらい量ですよね。いつも作業の手が止まりるのは「モノの住所」が決まっていないからです。

 Kさんの性格から、テーブルから遠い場所に収納するのはNG。片付けが苦手な人は、手が届く範囲内に「1軍の収納」を作ると散らかりにくくなります。次より、その解決策を6パターンに分けて紹介します。

解決策.1[After]ダイニングテーブルの「リセット」を決める!

子どもの鉛筆削りなど、毎日使うモノだけを配置(C)maki_organize

 Kさんがテーブルの上に、絶対必要な「1軍のモノ」だけ残しました。この状態を、「テーブルのリセット(この状態に戻す)」と決めます。テーブルの拭きあげを簡単にするため、「トレーにまとめる」のも大事です。

 根気よく「リセット」を続けることで、モノの「チョイ置き」に躊躇したり、家族が協力してくれるなどの変化が期待できます。家の1カ所だけで良いので、毎日の習慣にすると◎です。

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