サイゾーウーマン芸能テレビドラマレビュー『ザ・ノン』 秋山木工・後編 芸能 『ザ・ノンフィクション』レビュー 『ザ・ノンフィクション』令和にスマホ没収、丸刈りの過酷な修行生活「ボクらの丁稚物語 ~泣き虫同期 4年の記録~ 後編」 2021/02/22 20:19 サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman) 『ザ・ノンフィクション』レビュー 技能五輪を目指す「職人中の職人」の共通点 番組内で、秋山木工で技能五輪を目指す2人の佐藤が紹介された。17年組の佐藤と、その先輩にあたり、技能五輪で通算二回銅賞を受賞した実力派の伸吾だ。佐藤と伸吾先輩は醸し出す雰囲気がどこか似ていた。 言葉にすると「実直」「浮ついてない」「物静か」「根気」「マイペース」などで、いわゆる「職人」というイメージに近いと思う。職人を目指しているからそういう顔つきになっていったのか、もともとそういう顔つきだったのかはわからないが、「一点ものの家具職人」としての適性を素人ながらに感じた。 一方、秋山木工を退職した久保田は、反応が遅めな同期に露骨に苛立ったりなど明らかにせっかちな若者で、信吾先輩や佐藤の雰囲気とは異なる。久保田が、じっくりと取り組む「一点ものの家具職人」から、仕事のスパンはそれより短いであろう「家具の取り付け職人」に転職したのは、性格に合ったよりよい選択に見えた。 営業、看護師、キャビンアテンダント、寿司職人など、その職業ならではのイメージする顔つき、雰囲気というのはある。もちろん、そのイメージに近くなくても優秀な人もいるため一概には言えないが、「っぽさ」というのは侮れないと思う。自分の顔つきと、自分の目指す道を先に行く人の顔つきに共通点があるか、雰囲気が異なりすぎないか、というのは、適職を探す一つのヒントになるのかもしれない。 次週の『ザ・ノンフィクション』は「声優になりたくて ~カナコとせろりの上京物語~」。30歳と22歳、声優を目指す2人の女性の、夢と現実の間で揺れる心を見つめる。 前のページ123 最終更新:2021/02/22 20:19 楽天 一流を育てる 成長をはかる指標が「数字」だと心は死ぬよね…… 関連記事 『ザ・ノンフィクション』スマホ没収、丸刈りの過酷な修行生活「ボクらの丁稚物語 ~泣き虫同期 4年の記録~ 前編」『ザ・ノンフィクション』日本最高齢ストリッパーとファンたちの日々「私が踊り続けるわけ ~53歳のストリッパー物語~」『ザ・ノンフィクション』うつ病を抱える夫、支える妻の生活「シフォンケーキを売るふたり ~リヤカーを引く夫と妻の10年~」『ザ・ノンフィクション』「親に悪い」が浮かばない子ども「『おじさん、ありがとう』~ショウとタクマと熱血和尚が遺したもの~」『ザ・ノンフィクション』女たちの献身を当然として受け取る”息子“「母さん ごめん ダメ息子の涙 ~六本木キャバクラボーイ物語~」 次の記事 V6・坂本、ジャニー氏の顔に泥を塗った過去 >