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嵐、新曲の全世界配信“延期”に「日本のファンよりアメリカ取った」「先行配信があってもいい」と不満の声

2020/06/04 08:00
サイゾーウーマン編集部
ハワイにはお世話になってるし、本土はジャニーさんの故郷だしなあ

 6月2日、嵐が公式Twitterなどで最新デジタルシングル「Party Starters」をリリースすると発表。「詳細は後日発表いたします。お楽しみに!」と告知していたが、一転して数時間後にはファンクラブ会員向けのメール伝言板サービスで、「発売延期」を報告した。アメリカで活発化する抗議デモの影響を考慮したというが、ファンからは賛否両論が出ている。

「ファンクラブ発行のメールによれば、新曲「Party Starters」は、当初6月12日に『全世界での展開』を予定していたとか。世界中のファンに向け、各配信プラットフォームを通じて配信を行うつもりだったため、『アメリカにおける抗議デモの動向にも注視』していたと説明。事態が深刻化する中で、『アメリカの音楽業界への影響』を考慮したところ、発売延期という結論に至ったそうです」(ジャニーズに詳しい記者)

 嵐サイドが気にかけていた「アメリカにおける抗議デモ」とは、今年5月25日(現地時間)にアメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで、黒人男性のジョージ・フロイドさんが警察官に首を押さえつけられて死亡した事件が発端となっている。アメリカ各地で抗議活動が広がっており、全米の音楽業界は6月2日(現地時間)に「Blackout Tuesday」と呼ばれるストライキを実施した。音楽配信サービスのApple MusicやSpotifyもこれに賛同し、通常の機能に制限を設け、Apple Musicでは一時的に「#TheShowMustBePaused」と「#BlackLivesMatter」のハッシュタグを表示させていた。

 こうした背景を嵐の楽曲配信延期について多くのファンは「嵐の新曲発売延期は、日本だけじゃなく世界を視野に入れて判断したのね。本当にスーパーアイドルだなと感じる」「アメリカの抗議デモの影響で発売延期って、スケールのデカさにビックリ。嵐って、世界的スーパースターなんだな」と、制作サイドやメンバーの思いを受け止めている。

 しかし、彼らは年内いっぱいでグループ活動を休止するだけに、一部ファンからは、「待つしかないなぁ~と思いつつも、嵐の限られた時間を考えると、日本先行発売があってもいいのにな……と思っちゃう」「嵐は日本国内のファンよりも、アメリカのファンに目を向けてるの?」「デジタルシングルなんだから、デモが起きていても、買いたい人は買うのでは……。嵐は世界ばかり意識してる」「アメリカにはどれだけの嵐ファンがいるの? そんなに世界が大切なのか。もうファンは置いてけぼりだね」と、不満の声が漏れている。


 嵐に関しては、新型コロナウイルスの感染拡大により、5月に東京・国立競技場で開催予定だった『アラフェス 2020 at 国立競技場』が延期となったこともあり、「嵐の活動は残りわずかなんだから、国内のファンのため活動してもいいのでは?」「嵐は一体、誰のために活動してるの? ファンは完全に置き去り。やるのかわからないコンサートを待ってるだけ……」と、フラストレーションが溜まっている人も少なくないようだ。

 一方、こうしたコメントを目にしたジャニーズファンなどは「『嵐は日本のファンよりアメリカを取った』って考えてる人、本当にヤバいと思う」「アメリカの音楽業界でストライキが起こったんだから、配信停止は嵐だけの問題じゃない。もっと世界で何が起こっているか勉強したら?」「『日本は関係ない』とか思っている自己中な人が、嵐ファンだと名乗ってるなんて最低」「発売延期は寂しいけど、嵐ファンは『この事件のせいで!』なんて絶対言っちゃダメ」「発売延期になった理由を理解できないファンは、それが恥ずかしいことだと思ってほしい」と、一部ファンの意見を手厳しく批判していた。

 少なくとも6月12日以降に発売されるものとみられ、万全な状態で配信できる日まで、もう少し時間がかかるようだ。果たしてどんな楽曲に仕上がっているのか、期待が高まる。

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最終更新:2020/06/04 09:01
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