サイゾーウーマン芸能テレビドラマレビューテラハ花こそ共同生活NGな人? 芸能 『テラハ』レビュー 【テラスハウスレビュー】快に「ファック!」とブチ切れた花こそ、「共同生活してはいけないタイプ」なワケ 2020/04/13 22:00 サイゾーウーマン編集部 ドラマレビューテラスハウス『テラスハウス』レビュー ブチギレた花、快の帽子をブッ飛ばす 花の怒りは、ついに快本人に向けられる。 この日、快はスタンドアップの本番だったが、舞台上でセリフが飛んでしまい、そのまま降壇。メンタルボロボロ状態で帰宅すると、ブチ切れた花を始めとする全メンバーが食卓に集まっていた。 この状況下で「いかついな……」と茶化し気味につぶやいた社長をヒジで小突き、「いかついとか言ってんじゃねぇよ、ナメんなよマジで」と凄んで先制する花。スタンドアップの失敗もあり、快は「ごめん……」とぼう然とするばかり。死んだ魚の目でテーブルにヒジをつき、キャップを被ったままの快に、花の怒りはヒートアップする。 「テメェが何か言えよ! アンタのせいでこうなってんの!」「ファック……!」「一緒に普段住んでる人を笑顔にできないヤツが、何百人何千人のこと笑顔にできるわけねぇじゃん! ナメんのもいい加減にしろよ!」「何で私、こんなに頑張ってんのに、アンタにそういうふうにされなきゃいけないの!?」と責め続ける。 花は去り際、収めどころがわからなくなったのか、「ふざけた帽子かぶってんじゃねえよ!」と快のキャップを手で払い飛ばす。女子プロレスラーへの偏見を生みかねない“暴力的”とも言える問題シーンとなった。 数話前では、快に「疲れたからギュっとして♪」と甘えていた花とは別人のようで、ただただ恐ろしい。 ビビの、いらんポジティブ(テラスハウス第38話) まるで自己啓発セミナー勧誘員のような、ビビのポジティブ押しつけ癖は、こんな深刻なムードの中でも発揮されていた。 わざわざスタンドアップ本番の前、快に向かって「快は、めっちゃ迷子になってるんじゃないかなって思うんだけど」と話しかけ、ビビは参加していない京都旅行での快の振る舞いについてお説教。 「快は決して、そういうふうな人じゃないと思うのね。もったいない。優しい心持ってるし、それをもっとうまく使えるようにならないと!」と、前向きにまとめていたが、本番を控える快にとっては、もっと違うタイミングで言ってほしかったのでは。 また、コスチューム事件でキレている花にも、ビビは空気を読まない明るさで「でもさ、でもさ! こうなっちゃったのはさ、すっごいツラいと思うけどさ、もうしょうがないじゃん! これは花がこれから、もっといいコスチュームを作って、もっといいリングに上がれる機会なんじゃない?」と割り込む。花がウンザリした表情を見せても、「どうしてもいろんなこと考えてしまって、わざわざ洗濯機の奥まで見ない時も、やっぱり人って誰でもあると思うんだよね! 花の人生の中でもさ!」と続ける。いついかなる時でもポジティブの押しつけを忘れないビビもまた、共同生活はなるべく遠慮したい人物である。 ちなみに快は第39話で、社長から「スタンドアップがヌルい」と全員の前でダメ出しされたあと、静かに卒業した。ほぼ追い出されたかのような痛々しい卒業だった。 次のページ ゴキゲンな花、志遠にケーキ投げつける(テラスハウス第39話) 前のページ123次のページ 楽天 TERRACE HOUSE TUNES 関連記事 『テラスハウス』社長の「ビンスイパーカー」即完売も……ファンが語る「テラハを一変させた問題行動」【テラスハウスレビュー】社長、京都旅行で夢への下心炸裂……「犯罪の匂い」を予期させた問題シーン【テラスハウスレビュー】夢に突然のキス、そして微笑――社長の「キモ面白さ」をおさらい【テラスハウスレビュー】西野亮廣を意識!? 社長の「瓶吸い3回」「壁ドン宣言」のヤバさ【テラスハウスレビュー】愛華、卒業宣言! トパスは「好感度上げ」の道具と化すのか?