『テラハ』レビュー

【テラスハウスレビュー】愛華、卒業宣言! トパスは「好感度上げ」の道具と化すのか?

2020/02/17 22:00
サイゾーウーマン編集部
『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより

 『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、2月前半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

凌「トイレに行ったと信じてる」(テラスハウス第32話)

 バスケットボール選手の凌は、告白してくれたモデルのビビにハッキリとした答えを出さないまま、テラスハウス卒業を宣言。「チームの監督に『そろそろテラハを出てほしい』って言われてて……」と、監督を言い訳に使うあたりがセコい。

 ビビは「トイレ行ってくる」と言い残し、メンバーに隠れて涙するが、凌は「トイレに行ったと信じてる」と言い、ビビを放置した。

 「トイレに行ったと信じてる」――。バスケットボール選手としての人気を守りたい凌が、女子との面倒な接触から逃げるために生み出した名(迷)ゼリフだった。

凌、土壇場の悪あがき(テラスハウス第32話)

 凌にずっと片思いしていたプロレスラーの花は、あらためて「2カ月半好きでした」と告白した。凌はフッた上で、「そういうふうに見られなかった理由は、別に花ちゃんがプロレスラーだからっていう理由じゃないよ」と、イメージ回復に精を出す。


 「すごいキレイだと思うし、これは嘘じゃないよ?」「元気なバイブスっていうのは帰ってくるときに楽しみだった」「自分に自信を持って、これからいい人と出会って頑張って」と用意してきたような言葉を次々と並べた。

 また、ビビからも誘われてプレイルームへ。そこでビビに促され、告白の返事を「ビビちゃんがアメリカに行くっていうのが頭に残ってたし、だから恋人とかはイメージができなかった」「最初からテラハで恋愛する気はなかった」と、やっと告げる。しかしその直後、「一生こんないい子でキレイな子に会うことないかもしれないし、後悔するかもしれないけど」とも付け加える。

 卒業前に少しでもイメージを回復するため、悪あがきするその姿は、体育のバスケの時間、試合終了間際に絶対に届かないところからロングシュートしちゃう男子小学生を思わせた。

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