サイゾーウーマン芸能テレビドラマレビュー香織の「テラハ卒業」を考える 芸能 『テラハ』レビュー 【テラスハウスレビュー】香織の「テラハ卒業」に見る、昨今の“オシャレ人間”の自意識 2019/10/28 22:00 サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman) ドラマレビューテラスハウス『テラスハウス』レビュー 『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、10月後半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。 春花、ポケモン以外の話ができない(テラスハウス第19話) このところ“コミュニケーションベタ”が露呈し始めている女優の春花。週刊誌連載を抱える漫画家のペッペに翌日の予定を聞き、ペッペが「明日も仕事」と答えたものの、春花は「ポケモン捕まえに行く?」と、「ポケモンGO」デートに誘う。 仕事の都合をつけられたペッペと中目黒で「ポケモンGO」ができた春花は、「(テラハメンバーは)だ~れも興味なかったの、ポケモンに対して。しゃべる人いなかったから、すごいうれしい!」と上機嫌。帰宅後も、イラストレーターの香織に「ペッペ、すごいステキだなって思った! 共通の話題があるのがすごい助かる」とうれしそうに報告した。“共通の話題”が異性に求める条件で、それがポケモンでいいのであれば、春花の求める人材は小中学生男子に山ほどいるであろう。 その後も、ペッペが描いているマンガの原画を1話分まるごと読ませてもらったにもかかわらず、感想は「終わりました! ありがとうございます」だけだったり、自分から誘った車のレースにペッペが行くと言うと「えっ、来る!? 来てもすっごい忙しすぎて、ペッペとしゃべる時間ないの」と拒否したりなど、かみ合わない会話が続く。“ポケモンを通してのコミュニケーションしかスムーズに取れない”という現代が生んだ症状の一種なのだろうか、と心配になった。 次のページ 香織、最後までただのオシャレ人間(テラスハウス第19話) 123次のページ Yahoo テラスハウス クロージング・ドア スタンダード・エディション 【DVD】 関連記事 【テラスハウスレビュー】新メンバー・凌が驚愕? 「テラハあるある」水回りが汚すぎる問題【テラスハウスレビュー】翔平の「セックスしまくってる」発言を受け、香織にぜひ忠告したいこと【テラスハウスレビュー】愛華「庶民派の西野カナ」ペッペ「おどけた外国人」ひと癖アリの新メンバー【テラスハウスレビュー】ケニー、莉咲子に仕掛けた「テラハ史上最もダサいキス」を考察【テラスハウスレビュー】最年少・流佳、「かわいい~」では済まされなくなってきたおバカ言動