“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第466回】

「女性自身」石原さとみ破局報道で気になる、元恋人の動向

2019/07/09 21:00
神林広恵
「女性自身」7月23 ・30日合併号(光文社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 7月8日、ジャーナリスト・山口敬之氏の伊藤詩織氏に対する性暴力事件の口頭弁論が行われた。山口氏は伊藤氏の主張を真っ向から否定し、さらに逆提訴もしているが、今後裁判の行方はどうなるのか。そして政権ぐるみのもみ消しは解明されるのか。その行方を注視したい。

第466回(7/4〜7/9発売号より)
1位「石原さとみ “愛の巣”転居で『結婚目前』急展破局!」(「女性自身」7月23 ・30日合併号)
2位「松本潤 始めていた『全国ツアー直指導』――『“嵐20年の魂”はキンプリに!』」(「女性自身」7月23 ・30日合併号)
3位「春風亭昇太 “還暦婚”新妻は『資産50 億円』令嬢!」(「女性自身」7月23 ・30日合併号)

 大変気になる破局記事だ。「女性自身」が報じた石原さとみとSHOWROOM前田裕二社長の破局報道。この2人、すでに今年1月に「女性セブン」で破局報道がなされていた。その根拠として、年末年始は2人バラバラに過ごしたが、恋愛体質の石原には考えられないことだ、というものだ。

 そしてその翌週、今度は「女性自身」が「セブン」の破局説を真っ向否定、年内結婚をぶち上げたのだ。「自身」によれば、すでに前田社長は石原の両親に挨拶済み。さらにお正月に石原は両親と満面の笑みで買い物していて、「娘が破局したようにはとても見えなかった」として破局説を否定していた。そして今週、「自身」が一転破局を報じたのだ。


 記事ではその時期は特定されていないが、“最近”前田社長が別のマンションに引っ越し、また周囲の人間も「別れたと聞きました」と証言しているという。なんだ、やっぱり「セブン」報道の方が正しかったのでは? 1月の「自身」破局否定記事は根拠が希薄だったし、一方の「セブン」はそれ以前から石原周辺ネタをスクープしてたしね。

 まあ、そんなことは芸能マスコミではよくある話。だが、今回の「自身」記事が気になるのは、「自身」が尾行した前田社長の行動。詳細は誌面に譲るが、その前田社長の行動が石原と破局したことに信ぴょう性をもたせているのは確かだ。しかし、尾行の最後に肝心の前田社長への直撃ができなかったのは物足りない。前日から張り込んでいたはずなのに、残念だ。

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