[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

学童卒業後の小学4年生の放課後問題、現実は想像よりシビアで親の負担も増えた!

2019/05/06 19:00
叶井俊太郎
(C)倉田真由美

 4月になり、娘ココも小学4年生になりました。以前も書いた「放課後問題」ですが、実際に始まったら想像よりも大変なことになってます。

 まず3年生までの学童保育クラブを卒業したので、近くの児童館の「ランドセル来館」に登録しました。これだと、学校からランドセルを持ったまま直接児童館へ行き、18時まで過ごせます。4年生になると、水曜日以外すべて6時間までとなり、15時45分には児童館に到着。水曜日は5時間で終わりなので、14時45分着です。

 新学期が始まって1週間、早速ランドセル来館で過ごさせてみました。学童で一緒だった同級生のうちランドセル来館を申し込んだの はココだけで、児童館に友達が来ないと、遊ぶ子がいなくて暇らしい。やることといえばマンガを読むことだけ。しかも一度入館すると、外の公園では遊べないし、おやつも食べられない。ココもすでに飽きているようでヤバイ!

 「じゃあできるだけ児童館の滞在時間を減らそう」と、習い事を入れることに。オレはママ友ネットワークを駆使して、他校のママ友やココの友達のママに「習い事で面白いものある?」とLINEで聞いてみました。そしたら毎週月曜日にヒップホップダンス教室があることが判明! 早速、ココと体験に行ってきました。ちなみにココはバレエをやっているので、ほかのダンスは嫌みたい。「つまらなければやらなくていいから」と言い聞かせ、連れて行きました。そしたら自分の好きな曲でのダンスだったので、「めちゃ楽しい!  ダンス通う!」だって。ココは昔から新しい習い事は必ず「イヤだ!」「やりたくない!」というものの、実際に体験すると「やる!」になっている。今のところ体験させてやらなかった習い事はないからね。

 そして偶然、ココと同じクラスの仲のいい女の子もダンス教室にいました。この子のママと話して、毎週一緒に教室に行くことになりました。月曜は学校が終ったらランドセルのまま友達の家に行き、1時間ほど遊んでからヒップホップダンス教室へ。17時半ぐらいに終わるのでそのころに迎えに行きます。なので月曜は児童館はお休み。


 火曜日は英会話教室。これは1年生からのもので今年も継続。ただし17~18時なので、学校から児童館へ行き、開始10分前に英語教室へ向かいます。ココ一人で行ければ問題ないのですが、まだ一人では不安。なのでオレか妻くらたまが児童館にココを迎えに行き、英語教室に連れて行くことに。終わるころに再び迎えに行くます。

 水曜日は、ココの友達のママに聞いた、油絵&工作教室へ通うことに。まずは体験に行ったのですが、その日は工作の日で、アルミホイルを使って動物を作ってました。ココに「どう? 通う?」と聞くと、「 やる! 楽しい!」と二つ返事。水曜日だけ学校の終わりが早いのですが、この教室は14~17時の好きな時間に来ればいいので、ランドセルのまま友達と一緒に来ることになりそう。そしてこの日も、オレが17時に迎えにきます。

突然、9歳の息子ができました。 42歳、バツ3、自己破産男の気ままな育児術 / 叶井俊太郎