サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」HISASHI不倫報道「女性自身」の謎の文 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第453回】 GLAY・HISASHIの“不倫”報道で気になる「女性自身」の不思議な一文 2019/03/26 21:00 神林広恵 女性週刊誌ぶった斬り! 内田裕也のマネジャーA子さんを直撃 お次も不倫? 記事。樹木希林と内田裕也の不思議な関係だ。この2人の43年にも及ぶ別居婚については数多くの報道がなされたが、内田には16年に渡り、身の回りの世話をしたり、マネジャーとして尽くしてきた女性A子さんの存在があったという。このA子さん、内田の看病だけでなく樹木との連絡役も務めていたらしい。しかも驚くのは樹木もまた、この女性を称賛し、感謝していたというのだ。そして昨夏には「内田をよろしくね」と伝えた――。 すごいな。この夫婦。もちろん夫婦の問題や結婚、そして人間関係は、外野がとやかく言う問題ではないし、それぞれ個人の価値観の問題だ。その上で言えば、芸能マスコミが不倫を暴くのも当然のこと。ただ、それに対してまったく関係ない外野やワイドショーなどが道徳心や正義などを振りかざすことは、うんざりするものだ。しかし樹木と内田を見ると、そうした社会の風潮、そして不倫などという概念を超越していたのだろう。 しかも素敵なのは、この内田夫妻だけではない。A子さんもまた素敵なのだ。「自身」ではA子さんを直撃しているが、その言葉一つひとつが内田への深い思いを感じるものだったから。「殉愛」騒動やら養女問題やら、後妻業などという言葉が跋扈する現在、そうしたものとは無縁の内田の死。あ、お金がなかったし、妻の方が金持ちだったからか(笑)。 それにしても樹木はもとより、内田は不思議な魅力のある人物だったんだなと、「自身」記事を読んで改めて知った。数多くの追悼記事の中でも良記事のひとつだと思う。 引退発表で、さらにその偉大さを見せつけた形になったイチロー。その陰に自ら課したルーティンと、そのルーティンを実行すべく弓子夫人の献身があったことは有名だが、「自身」記事にはそのルーティンの詳細が紹介されている。 昼食は球場に行く30 分前、入浴は就寝の90分前、遠征先から帰宅するときは何時であっても自宅で食事するが、そのメニューは8〜9品。時間も絶妙なタイミングで並べなければいけない。日常生活は5分刻みのスケジュールに膨大なルーティン。イチローじゃなかったら離婚だな。偉大なひとは変人だ。 前のページ12 最終更新:2019/03/26 21:00 セブンネット 吉田豪と15人の女たち 結婚の形は人それぞれ 関連記事 田原俊彦、「女性自身」のトップを飾ったデート記事から見える“ビッグ”な自意識関ジャニ∞・大倉忠義に脱退説! 「週刊女性」が示す“尋常じゃない理由”中居正広“独立ナシ説”を断言する「女性セブン」と「日刊ゲンダイ」嵐・二宮和也、「伊藤綾子が原因で両親と関係悪化」報道から見える木村拓哉との類似点中居正広、“番組打ち切り宴会”記事と「新番組スタート予定」報道から見る独立の行方 次の記事 JUMP・山田ソロ曲が波紋 >