サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」田原俊彦の“ビッグ”な自意識 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第452回】 田原俊彦、「女性自身」のトップを飾ったデート記事から見える“ビッグ”な自意識 2019/03/19 21:00 神林広恵 女性週刊誌ぶった斬り! 「女性自身」4月2日号(光文社) 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 樹木希林亡き後、たった半年で夫の内田裕也が逝去した。夫婦ともに政治的発言を積極的に行い、内田にいたっては都知事選出馬するなど、直接コミットもしてきた人物だった。「ロック界の代表として政治に無関心でいられない」。内田のこの言葉は今でもしびれる。正統なロックンローラーだった内田に合掌。 第452回(3/14〜3/19発売号より) 1位「田原俊彦 『妻断絶3年でバイト生活』と『密愛の美女』!」(「女性自身」4月2日号) 2位「関ジャニ∞ 錦戸亮 メンバーに語った『脱退』本当の理由」(「女性セブン」3月28日・4月4日合併号) 3位「今井メロが語った今春再々婚と児童扶養手当不正受給疑惑」(「週刊女性」4月2日号) あの田原俊彦が「女性自身」のトップ特集を飾った! 超人気アイドルから一転、1994年のジャニーズ事務所独立と、同年飛び出した“ビッグ発言”で芸能界を干されていた田原。しかし2011年から『爆報! THE フライデー』(TBS系)のスペシャルMCなどで徐々に表舞台に姿をあらわすようになり、デビュー40 周年を迎えた今年3月には『あさイチ』(NHK)で10分間も歌と踊りを披露するほどにまでなっている。再ブレークとまでは言わんが、絶頂期を知らない若者にも、まあまあの認知度はあるまでに戻っている。 そんな田原と妻でモデルの向井田彩子の別居報道が、今週の「自身」のトップ特集だ。記事によれば、その理由は15年に「フライデー」(講談社)で報じられた田原の不倫報道。これを機に別居し、それは3年に及ぶというもの。しかも「自身」には別居だけでなく、田原が愛車の真っ赤なポルシェに20代後半の美女を乗せ、和食デートを楽しんだ様子も報じられている。 確かに田原は、15年に女優の自宅へ通う姿が「フライデー」で報じられている。しかもこの時期は田原がボチボチ再ブレークしてきた時期だ。だからこそマスコミに狙われたということもあるが、しかし男っていうものは――。ちょっと羽振りがよくなると浮気する。低迷期を支えた妻がいるのに。よく下積み時代を支えた女性をブレークした途端捨てる男性芸能人の話は多いが、再ブレークでも同じなのか。絶頂と挫折を双方知っているのに、それでも落ち着けないのか、田原俊彦! しかも田原は15年の不倫報道だけでなく、その後17年にも、そして18年と続けて別の女性とのデートが報じられている。いずれも女性は20代と若く、その舞台は“真っ赤なポルシェ”とワンパターン(笑)。 これも田原“らしく”はあるが、今回の記事で笑ってしまったのが女性とのデートの模様だ。女性をポルシェに乗せる直前に急発進させ、素早くピックアップ。和食店にも時間差で入り、店を出るときも時間差で、周囲への警戒を怠らない。その後も2人が乗ったポルシェは、突如右折したり左折したりを繰り返したという。 マスコミへの警戒だろうが、その警戒ぶりは一流芸能人並み。“ビッグ”な自意識は一生直るものではないらしい。別居記事とはいえ、ワイド扱いなどではなく「自身」のトップを飾れて、きっと田原は満足しているに違いない。 次のページ 「文春」による錦戸亮の“関ジャニ∞脱退”報道の波紋 12次のページ セブンネット Escort to my world 関連記事 関ジャニ∞・大倉忠義に脱退説! 「週刊女性」が示す“尋常じゃない理由”中居正広“独立ナシ説”を断言する「女性セブン」と「日刊ゲンダイ」嵐・二宮和也、「伊藤綾子が原因で両親と関係悪化」報道から見える木村拓哉との類似点中居正広、“番組打ち切り宴会”記事と「新番組スタート予定」報道から見る独立の行方globe・KEIKOの“復活”で暴かれる、夫・小室哲哉の嘘