サイゾーウーマンコラム知られざる女子刑務所ライフゴーン前会長は洗濯ばさみの組み立て? コラム 知られざる女子刑務所ライフ54 ゴーン前会長は独居で「洗濯ばさみの組み立て」?——元女囚が考えるエリート外国人の収監 2018/12/16 16:00 知られざる女子刑務所ライフ 収容されるのは喜連川ではなくアソコかなと 前置きが長くなりましたが、ゴーン前会長はムショに行くんでしょうか? 初犯でしょうから、執行猶予の可能性もあります。でも、今回は東京地検特捜部が本気なので、実刑の可能性もかなりありますよね。そもそもこれだけ事件を大きくしておいて、まず、さすがに無罪はないやろ……ゆうのが裁判に詳しい人たちの見方やそうです。 では、もし有罪で実刑判決やったら、どこに収容されるのでしょうか? 普通は政治家さんやお役人など偉い人が服役する時は、栃木県にある喜連川社会復帰促進センター(さくら市)です。同じ栃木の黒羽刑務所(大田原市)も似た感じの施設でしたが、2022年に廃止されるので、ご新規の収容はないようです。 でも、私は府中刑務所かなと思っています。府中刑務所は国内最大のムショで、外国人(F級)の収容のために「国際対策室」もありますから、外国人の収容のノウハウもあると聞いています。 今回初めて知りましたが、ゴーン前会長は三重国籍で「根はブラジル人、頭はフランス人、心はレバノン人」やそうです。やはりこんなややこしすぎる外国人は、喜連川の刑務官には厳しいんとちゃいますかね。 もしかすると、セレブですから「強制送還」という名の保釈もアリですかねー。それにしても、この世にパスポートを3つも持ったはる人がいるのもごついですが、それをパクって、「真珠入れてるか?」と聞く日本のお役所にはホンマに驚きです。 そんなゴーン前会長の刑務作業は何になるんでしょうか? 偉い人は工場には行かされないので、想定できるのは独居で「洗濯ばさみの組み立て」とかなんですが、まあそれもないでしょうね。絵的にはおもろいですけどね。前会長は、ずっと日本にいてはったわりに日本語は読めへんから、図書の整理もできひんでしょうし、まあ花壇のお手入れとかとちゃうかなと思っています。 いずれにしろ超エリートやったのに、遠い日本でこんな目に遭うとは、今はどんなお気持ちなんでしょうか? この場をお借りして「がんばれカルロス」と言うときます。 中野瑠美(なかの・るみ) 1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)」 ※この連載が本になりました! 『女子刑務所ライフ!』(イースト・プレス)発売中です。 前のページ12 最終更新:2018/12/16 16:00 Amazon 女子刑務所ライフ! 府中の風呂には外国語表記があった 関連記事 吉澤ひとみの執行猶予付き判決は想定内——元女囚が考える「3つの芸能人裁判」「シャブ山シャブ子」に元女囚が物申す! ポン中にも「プライド」があります「大量獄死時代」がやってくる? 元女囚が考える、ムショの高齢化と医療問題ASKAさんの再起動を心から応援します! 元女囚が語る「シャブをやめられない理由」吉澤ひとみは留置所で“すっぴん&ノーブラ”生活21日——元女囚が教える「獄中豆知識」 次の記事 体重100キログラドルが断食道場に! >