サイゾーウーマンコラム知られざる女子刑務所ライフシャブ山シャブ子に元女囚が物申す! コラム 知られざる女子刑務所ライフ52 「シャブ山シャブ子」に元女囚が物申す! ポン中にも「プライド」があります 2018/11/18 16:00 相棒覚せい剤知られざる女子刑務所ライフ View this post on Instagram 今日の相棒に出てました‼️ 舞台でいっぱいいっぱいで一週間勘違いしてた? 皆さん、告知するの忘れてました。すみません?♀️ ツイッター、トレンド入りしてるそうです? ありがとうございます!! ・ buzzfesttheaterの舞台『黴-かび-』11/11までやっております‼️ シャブ子の舞台、観に来て下さいませ(笑) ご予約はこちらからお願いいたします。 http://ticket.corich.jp/apply/94930/009/ ・ #相棒 #シャブ山シャブ子 #しゃぶ山しゃぶ子 #buzzfesttheater #黴 #中野ポケット #江藤あや Aya Etoさん(@ayayakko19)がシェアした投稿 – 2018年11月月7日午前6時38分PST 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。 ■シャブを打った時に、誰かを殺したくなどならない 「シャブ山シャブ子、見た?」 「アレ何やねん」 私の周囲でも「シャブ山シャブ子」が話題になりました。私はテレビドラマをほとんど見ないので知りませんでしたが、テレビドラマ『相棒 season17』(テレビ朝日系)の「薬物依存症の女性キャラクター」なのだそうです。 ポン中に「キャラクター」も何もないもんですが、11月7日放送回の終わりに突然公園に現れて、ベンチに座ってた刑事をハンマーで殴り殺して高笑いをしていたそうです。そして、警察の取り調べに対して、「シャブ山シャブ子、17歳です!」(見た目は中年)とやたらハイテンションで、目の前にいる羽虫を払うようなしぐさをしています。もちろん腕には注射痕。 「これは、私やない」 問題の場面を見た私は、正直ハラが立ちました。 「覚醒剤中毒者」のイメージとしてありがちなのは、「シャブのやりすぎで頭がおかしなって、人間が怖なって、誰かれかまわず殺してしまう」とか、そういうのですよね。実は、こういうのはほとんどないんです。ゼロとは言い切れませんけどね。なぜならポン中は、キホン他人がどうでもよくなるからです。クスリにしか興味がないんです。私もシャブを打った時に誰かを殺したくなったことはないですね。 たとえば清原和博さんやASKAさん、酒井法子さんなんかは暴行事件を起こしているでしょうか? 有名人やから起こさないのではなく、ポン中とはそういうものなのです。これが危険ドラッグや合成麻薬やと、また話は別です。こういうのは、人を殺したくなるかもしれません。 次のページ 有名なポン中の人殺し 12次のページ Amazon 女子刑務所ライフ! 関連記事 「大量獄死時代」がやってくる? 元女囚が考える、ムショの高齢化と医療問題ASKAさんの再起動を心から応援します! 元女囚が語る「シャブをやめられない理由」吉澤ひとみは留置所で“すっぴん&ノーブラ”生活21日——元女囚が教える「獄中豆知識」清原和博さんを追い込まないで! 元女囚が語る、リハビリ中の元薬物中毒者への接し方吉澤ひとみさんはムショに入るなら独居房!? 元女囚が語る「芸能人」の収監とイジメ