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NEWS・小山慶一郎、加藤シゲアキとの「格差」に怒り! 『NEWSな2人』ロケで不満爆発

2018/08/27 14:58
koyama_murasaki
ファンの怒声にくらべたら路上生活者の方はまだ優しいぞ

 NEWS・加藤シゲアキと小山慶一郎がMCを務める『NEWSな2人』(TBS系)は、現代社会が抱えるさまざまな問題に切り込むバラエティー番組。8月24日深夜の回では、先週に引き続き、「日雇い労働者の街・東京、山谷」を徹底調査した。

 先週は、住民や労働者の高齢化で街がシャッター街化していることや、減らないホームレス問題など「山谷」の現状を伝えたが、一方で労働者やホームレスに手を差し伸べる女性たちの存在も明らかになった。

 加藤が話を聞いたのは、山谷地域にある訪問看護ステーション「コスモス」の副所長・平野智子さん。ここでは、山谷の高齢者のために入浴・食事・レクリエーションなどのデイサービスを行ったり、簡易宿泊施設の訪問看護やホームレスの無料健康診断なども行うなど、山谷の住人をサポート。

 さらに、高齢者の最期を看取る施設「コスモスアパート」も併設し、さまざまな病気や障害がありながらも山谷で最期を迎えたい元労働者が入居できるのだ。加藤がここに住む勝田さん(86)に話を聞くと、「以前は鳶職をしていたが、仕事で頸髄を損傷し寝たきり状態。生活保護を受けて3年前からここで暮らしている」とのことで、生活保護の金額内で住める価格設定であることも紹介された。

 そんな中、加藤が「仕事でやりがいを感じる瞬間は?」と平野さんに問うと、「訪問看護なので医療優先ではなく、その人の生き方や価値観に沿って暮らせるように。人と人とのつながりが大事になるので、喜怒哀楽に触れたり、人生に触れたりする中で“人間観”が豊かになる感じがして……」と語り、心に触れた瞬間が最もやりがいを感じると答えた。


 次に向かったのは「さんやカフェ」というおしゃれなカフェ。代表の義平真心さんは「路上生活者や地域住民、観光客などのつながりの場になればという目的で、週に1回、30分間清掃に参加すると食事を無料で提供する」ボランティアをしていて、その食事の場として「さんやカフェ」が機能しているという。「食事はどういうもの?」という加藤の質問に、「ここでパニーニとかを作ってます」と返答。加藤と小山は、そのおしゃれな食べ物に「パニーニ!?」と同時に驚きの声を上げた。

 そこで、小山が路上生活者に声をかけて清掃の参加者を募り、その間に加藤はパニーニ作りのお手伝いをすることに。しかし、小山は何人もの路上生活者に断られ、先週の放送で取材して仲良くなった和田さんにまでも断られる始末。ショックを隠しきれない様子だったが、さらには清掃をしている小山たちを見て「コラァ! おめえら、バカヤロー!」と路上生活者が突然の激怒。どうやら、からかっていると思われたらしく、小山は「すみません、お邪魔しました」と謝り、その場を退散したのであった。

 その後、小山は「人間関係も掴んでいかないと。からかっているわけじゃないって、いかに伝えられるかっていう難しさもありますね」と山谷での清掃活動の難しさを語ったが、結局、合計5人が清掃に参加。さんやカフェに戻り、「なかなかリアルだったよ」と報告すると、加藤は「頑張ったね」と労った。

 山谷での取材を通じて、加藤は「最初は普通の街かなと思ったけど、中に潜ってみるといろいろとわかってくる。山谷の中にもこういう活動をしている方がいることによって、救いもある」としたが、小山はパニーニを作る加藤と路上生活者に怒鳴られる自分との差に納得がいかなかったのか、「驚きの格差! マジでオンエアー見て」と加藤にオンエアーの確認を促したのだった。


最終更新:2019/04/09 16:00
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怒声に慣れろ、っていう意図だぞ、小山