サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」親・反ジャニーズが表れた木村記事 コラム "噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第361回】 親ジャニーズと反ジャニーズがくっきり――木村拓哉『無限の住人』めぐる女性週刊誌 2017/04/18 21:00 木村拓哉SMAP女性週刊誌ぶった斬り! 左から「週刊女性」5月2日号、「女性自身」5月2日号 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 朝鮮半島情勢が緊迫する中、作家・百田尚樹のTwitterがすごい。これまで勇ましい限りの言動をしてきたのに、うろたえて“国内の敵”にテロ宣言をしたり、自分の家族を国外に逃したいと吐露したり。で、結局は自分と家族か、という感想しか持てなかった。 第361回(4/13~18発売号より) 1位「木村拓哉 『無限の住人』露出過多で『ネタバレ』『評価3点』ぶった斬られた!」(「週刊女性」5月2日号) 2位「女性自身」表紙&グラビア「木村拓也×杉咲花対談」/記事「高橋來くん 超自然体感性育てた『大声精神修行』と『米国式ハグ』」(「女性自身」5月2日号) 3位「ピース綾部 苦手な“アレ”でビッグになった夜」(「週刊女性」5月2日号) かなり意地悪な記事だ、「週刊女性」(笑)。主人公は我らが木村拓也。絶賛売り出し中である。もちろん天下の国民的アイドルに“売り出し中”という言葉はどうかと思うが、しかし現状はそう見える。ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)に続き、映画『無限の住人』での怒涛のパブ宣伝で露出しまくりなのだから。そんな現状を「週女」ではこう紹介されている。 「今回のように木村さんほどの大物が熊本、広島、新潟、仙台など普段なら対象外の地方都市部を回ることはないでしょう。さらに、それぞれのローカル局の独占インタビューにも応じるサービスぶり」(映画配給会社関係者) さらに記事では、映画雑誌の表紙は軒並み“キムタク表紙”であり、これまでは難しかった独占取材も表紙込みならOK! という出血大サービスぶりを伝えるのだが、もちろんジャニーズキラー「週女」ならではの皮肉混じり。さらに意地悪なのが、こうしたキムタクの露出ぶりを目一杯紹介しながら、それが逆効果だと指摘しているところだろう。 「宣伝で予告編や出演者インタビューを何度も見せられる。話題になるほど、お客はもう映画を見なくてもいい気分になるおそれがあります」(映画雑誌編集者) 確かにそうだけど、そんなにはっきり言わなくても(苦笑)。そして「週女」はさらに突っ込んだ。“ネタバレ”を危惧するふりをしながら、決して言ってはならない“映画のある問題”について言及しているのだから。 それについては、ぜひ記事を読んでほしいが、これほどコケにされる“SMAP”亡き後のキムタクって……。 次のページ キムタク祭りの「女性自身」 12次のページ Amazon 『仕事は人間関係が9割』 関連記事 ジャニーズの制約と重圧――香取慎吾の「隠し子」疑惑をめぐるいくつものエピソードワイドショーとは一線を画す、「週刊女性」の森友学園問題に対する報道姿勢木村拓哉『A LIFE』平均14.5%を、「有終の美」「今季最高」と過剰に称賛する女性誌元SMAP4人、4月に新事務所移籍!? 芸能プロ重鎮たちのジャニーズ“懐柔”の実現性は嵐・櫻井翔の結婚路線を“猛プッシュ”、ジャニーズ仲良し媒体が一斉に報じる意図