サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」親・反ジャニーズが表れた木村記事 コラム "噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第361回】 親ジャニーズと反ジャニーズがくっきり――木村拓哉『無限の住人』めぐる女性週刊誌 2017/04/18 21:00 木村拓哉SMAP女性週刊誌ぶった斬り! キムタク祭りの「女性自身」 そして、「週女」が皮肉混じりで指摘した通りの、キムタク礼讃キャンペーンに加担しているのが、同日発売の「女性自身」だ。 表紙がキムタク、さらにトップグラビアでも『無限の住人』で共演している杉咲花との対談企画を持ってきた。もちろんキムタクを持ち上げまくり、大絶賛だ。 “撮影現場で全身全霊でぶつかり合った”“信頼し合っているもの同士の空気!” そんなリードで始まる対談には、キムタクと杉咲のツーショット写真が7枚も。しかもそのひとつでは、キムタクが杉咲の方に手を回し――。大サービスである。 だが驚いたのは、さらにキムタク関連記事が存在したこと。それがNHK朝ドラ『ひよっこ』の特集だ。もちろん『ひよっこ』に、キムタクは出演していない。でも関係があったんですよね。それがヒロイン・有村架純の弟役で子役の高橋來くん。そう、來くんはキムタクドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)に出ていたのです。だから「自身」では、來くんの天才子役ぶりや、母親の子育てぶりをクローズアップしながら、『アイムホーム』での來くんとキムタクの撮影エピソードを美談仕立てで紹介しているのだ。タイトルにも“木村拓也もベタ褒め!”と挿入し、さらに『アイムホーム』の時と思われる写真(來くんがキムタクの膝の上に座っている微笑ましいカット)まで掲載した。 手が込んだ、キムタク祭りの「自身」。親ジャニーズ、反ジャニーズのコントラストを見事見せつけた今週の女性週刊誌2誌だった。 “(アメリカに)行く行く詐欺”“相方格差で逃避”なんて揶揄されているピース・綾部祐二。しかし、この記事を読んで応援したくなった。 綾部と芸人仲間の壮行会。しかし店の外には怪しい車が。マスコミか!? だが、綾部は“サービスしよう”と又吉直樹と腕を組んで店を出たという。いい奴だ。しかも、その後のエピソードもいい。いつまでたっても、写真や記事がどの週刊誌にも載らなかったんだって。 前のページ12 最終更新:2017/04/25 15:54 Amazon 『仕事は人間関係が9割』 担ぎ出されて踊らされる身の辛さも書いて 関連記事 ジャニーズの制約と重圧――香取慎吾の「隠し子」疑惑をめぐるいくつものエピソードワイドショーとは一線を画す、「週刊女性」の森友学園問題に対する報道姿勢木村拓哉『A LIFE』平均14.5%を、「有終の美」「今季最高」と過剰に称賛する女性誌元SMAP4人、4月に新事務所移籍!? 芸能プロ重鎮たちのジャニーズ“懐柔”の実現性は嵐・櫻井翔の結婚路線を“猛プッシュ”、ジャニーズ仲良し媒体が一斉に報じる意図 次の記事 相葉『貴族探偵』、撮り直しも苦境 >