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ドラマよりドラマチック! 『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で報じられてきた10大騒動

2017/03/18 19:00

 15年には学生時代からの大親友が薬物過剰摂取で死亡。薬物摂取の注射器から人食いバクテリア(ビブリオ・バルニフィカス)に感染したため、壮絶な最期で、ラマーは「オレには常に死がつきまとっている」と薬物に逃げるようになった。クロエはそんなラマーを支え続けたが、ドラッグ依存は深刻で、13年末に離婚を申請。しかし、その後も彼のことを心配し、頻繁に連絡を取っていた。15年7月に2人で離婚書に署名した時も、カーダシアン一族は「縁が切れたわけじゃない。家族と思って、いつでも頼ってほしい」とラマーに告げていた。しかし、売春宿で手当たり次第に薬を摂取し、倒れたのだった。

 自宅近くに、退院したラマーを住まわせるなど世話を焼いたクロエだが、ラマーが再び薬物に手を出し始めたことで離婚を申請。昨年12月、離婚が成立した。ラマーはその後、リハビリ施設で薬物依存更生治療を受け、「クロエと復縁したい」とインタビューで発言。しかし、散々裏切られてきたクロエが、彼とよりを戻す気持ちはゼロだと伝えられている。

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無邪気なころのキム&カニエが恋しい

9)キム、パリで拳銃強盗被害に

 16年10月3日、キムが滞在していたフランス・パリの高級ホテルを、警察官を装った男たちが拳銃を持って襲撃。キムは手足を縛られた上、浴室に監禁され、1,000万ドル相当の貴金属を強奪された。ボディガードは母と姉の外出に付き添っていたため、キムは部屋に1人きりでいたとのこと。犯人たちの目当ては貴金属で、キムに危害を加えなかったのが不幸中の幸いだったと、世界中のメディアがこの事件を報じた。

 世間は、キムに同情しつつも、「自業自得」だと批判した。普段から高価なジュエリーを身に着けていることを自慢げにひけらかしていることが事件を招いたと指摘されたのだ。


 この事件はキムにとって大きなトラウマになり、事件後、キムはメディアに姿を現さなくなった。17年に入ってからインスタグラムを再開したが、以前までのゴージャスな写真ではなく、「当たり障りのない家族写真」を中心に投稿するように。その後、事件の影響で延期していたメイクレッスンのため、ドバイを訪問。表舞台に姿を見せるものの、以前のような覇気はなく、ファンを心配させている。

10)カニエ措置入院へ

 16年11月21日、ぶっ飛んだ発言や行動で知られているキムの夫カニエが精神錯乱状態になり、主治医の勧めで措置入院になったと報じられた。ラッパー、音楽プロデューサー、ファッションデザイナー、実業家と多忙な日々を送るカニエは、ワーカーホリックであり、常にピンと張りつめた状態だったが、10月に起きた妻キムのパリ監禁事件でさらに不安定に。その上、9年前に脂肪吸引手術後の合併症で急死した母親の命月である11月がきたことで、睡眠障害や誇大妄想に悩まされるようになったという。

 措置入院の知らせを受けたキムは、パリでの強盗被害後にカムバックする予定だったイベントを即キャンセル。カニエのそばに駆けつけ、献身的に彼を支えた。しかし、カニエの精神状態はなかなか回復せず、措置入院は長引いた。同月30日に無事退院したカニエは、キムの心配をよそに、休む間もなく仕事を再開。ニューヨークに飛び、ドナルド・トランプ新大統領と面会するなど、精力的に活動している。しかし、公開される家族写真やパパラッチされるカニエの目はうつろで、まだまだ精神状態は安定していない様子。ファンからは心配する声が上がっている。

最終更新:2017/03/18 19:00