サイゾーウーマンコラム北川景子の披露宴が刺激したもの コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 北川景子&DAIGOの披露宴が刺激してしまった、アノ人の「やる気」 2016/05/06 23:30 週刊ヒトコト斬り ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! センスは偽装できないもんね ◎ちょっと見たい 熊本震災のことを考え、披露宴のテレビ中継見送りの決断をした北川景子&DAIGO。中継しなくて大正解だったと思う。いろんな意味で。 いやー。和装もドレスも「生歌」の演出等のベクトルも、あそこまで盛大にダサいとは。あれが生の長尺でお茶の間に流されたらと思うと……。まあ、そんなことでは彼らに対する、世間のざっくりとした好感度は変わらないんだろうが。DAIGOはともかく、北川まで「えッ? こんなシュミだったの!?」と、二度見必至の驚愕の姿で次々と。 逆に、好感度は変わらないどころか、田舎のヤンキーの間ではグイグイ上がってるのかもしれないが。「ウチらもこんな式挙げた~い」って。あと、この式を見て紀香はボルテージを上げてるだろう。「負けへんでぇ!」って。 ……また徳光が司会やるのかな。 ◎即満席 好調に終わった朝ドラ主演後、続けて出演した嵐ドラマでも高視聴率を出している波瑠。どこから見ても順風満帆の今、朝ドラ撮影の際「人を信用できなくなるほどショックを受けた事がある」と突然告白。なぜに今? そんな拾いにくい重い話をなぜに? 先日、ドラマの番宣に出た時も「声が出ない」つって無言でいたしなぁ。なんか深いな、闇が。 堀北真希の唐突な「卒業」により、しばらく間が開くと思われていた「闇女優」の椅子であるが。即埋まりやんの。 あと井上真央の事務所移籍、あれは闇ではなく、病みだ。 ◎つないではいけない点と点 小日向文世のキレッキレ秀吉、清水ミチコのサイレント・ブスの衝撃など、一気にキャラクターまつりで賑わう大河ドラマ『真田丸』(NHK)大阪編。中でも気になるのは、周りの男を振り回す茶々役・竹内結子の小悪魔っぷりである。私が笑えばイチコロよ、とばかりの悩殺笑顔、臆面もないボディタッチ、頬を膨らましてスネたり、上目遣いでニラんだり。あのトシで何のてらいもなく、全身全霊で「カワイ子ちゃん」になり切ることができる、フィジカルの強さに感銘していたのだが。これ、どこかで同じベクトルの人間を見たことあると思ったら、『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出てくる恋愛カウンセラー・おかざきななにそっくりなのである。男の一挙手一投足に「あんッ」と身もだえしながら、「今のリアクションで、男性の恋心に火がつきます!」と断言する55歳。ともすると、竹内結子と顔つきまで似てる気が。 ……ピンと来ない方、MXが映らない地域の方は、ぜひ動画サイト等で確認を。大河とMX、竹内結子とキワモノ年増講師の、点が線に繋がるダイナミズム、味わってほしい。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。 最終更新:2019/05/22 16:22 関連記事 キレイな文字で「週刊文春」に手紙を書いたベッキー、透けて見える妄信傍若無人・ホリエモンVS年寄りの道徳・尾木ママの対立に重なる、あの騒動藤原紀香&愛之助の“コント風”結婚会見で、誰よりも存在感を放っていたのは……乙武洋匡不倫騒動の「嫁の謝罪」について、考えてほしいアノ人ショーンKの降板で苦難に喘ぐフジテレビが、いまこそ考えるべきこと 次の記事 ジャニー氏SMAP発言、3日間の空白 >