サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「AneCan」が“かわいい”を断捨離! カルチャー [女性誌速攻レビュー]「AneCan」1月号 「AneCan」が“かわいい”を断捨離! 甘コーデを捨てた先の「男をときめかす服」とは 2015/12/23 17:00 女性誌速攻レビューAneCan 「AneCan」1月号(小学館) 現実世界では年の瀬ですが、雑誌の世界はすでに1月。「AneCan」(小学館)1月号、年が変わり心機一転の雰囲気です。高垣麗子さん、葛岡碧さん、森絵里香さんが結婚による精神的な安定を得たと今年を振り返る一方、押切もえさんは、「力の抜き方とポジティブを身につけた押切もえの第二次成長期はこれから」と、安定より向上! と私たちに思い出させてくれます。連載「サロン・ド・モエ」の対談でいろいろ感じること、学ぶことがあるとも仰っていました。うん、この企画、私たちのためだけじゃなく、押切さんのためにもずーーっと続いてー!! 先月号でまさかの「かわいくしているアラサーはイタいだけ」という発言を、さりげなくぶち込んできた「AneCan」。さてさて、今月号ではどのような着こなしを見せてくれるのだろうと楽しみにしていたところ、「あの人の“きれい”をマネしよう!」という大特集がありましたよ。「あの人」とは、姉モデルズに始まり、海外セレブからはミランダ・カーやアレクサ・チャン、「時代をつくる、IT GIRL」として梨花さんや紗栄子さんまで、何系とかそんなの関係ねー! という声が聞こえそうなほど、幅広く網羅! そして今まで散々使い倒してきた「かわいい」という単語も影を潜め、「きれい」を目指して行くようです。自分たちが好きなものをとことん追求して着る、ではなく、「今、なれるもんならこの人になりたい」と“時代”の波に大きく飲み込まれる(いや、乗りこなす?)方針なのです、きっと今年は。節操なし、と言わず誌面を見ていきましょう! <トピックス> ◎今マネしたい、おしゃれ美女なりきりレシピ ◎劣化したなんていわせない!?「再会コーデ&ヘアメーク」これが正解 ◎“恋愛”しくじり先生 私みたいな恋はするな!! ■押切さん、乙女度が加速! お、押切さんが「“恋愛”しくじり先生 私みたいな恋はするな!!」に登場しています。「まさかの押切もえさん先生をはじめ、全員、実名&顔出しで『私のしくじり』お届けします!」なんてリードが添えられていますが、本当、まさかです! はやる心が抑えきれません! 押切先生の「しくじった!」体験は、「着信アリ40回」「深夜3時の手作りケーキ」という、ホラー的見出しのついた2話が披露されています。どちらも押切先生の行動かと思いドキッとしましたが、「着信アリ40回」の方は、束縛彼氏によるものということで、なんだか一安心。 また、現在進行形の「しくじり中」のエピソードとして、「『会いたい』の一言が言えない」「未来を心配するあまり、先の約束ができない」という2話を語っています。過去の話ではなく現在進行中ですからね! もう、西野カナさんに歌でも作ってもらってください。エピソードが西野さんの世界観と似てますよ! 12次のページ Amazon 『AneCan(アネキャン) 2016年 01 月号 [雑誌]』 関連記事 「かわいく見える服」のアラサーは痛いと明言、「AneCan」が自己否定とともに迷走?エビちゃんブームから10年、「AneCan」メーク特集に現れた「古い」という言葉の重み「意識高い系www」と語る刺客が参上! 「AneCan」が“残念な自分”に気付き始めた?「AneCan」の妊娠特集で“デキ婚否定”するサトエリに燃えたぎる、ママタレへの意欲習い事を「AneCan」で披露する押切もえの横っ面をはたく、樹木希林のさすがの一言