サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「AneCan」に「意識高い系w」の刺客 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「AneCan」9月号 「意識高い系www」と語る刺客が参上! 「AneCan」が“残念な自分”に気付き始めた? 2015/09/07 19:30 女性誌速攻レビューAneCan 「AneCan」(小学館)9月号 「AneCan」(小学館)9月号、ファッション特集は「夏のおしゃれは安くていい!だからUNIQLO、ZARA、GAP、PLST、無印良品LOVE」と、プリプラブランドに大フォーカスです。うーん、見ていて正直飽きてきてしまうのが、この手の「お安い」というか、そんなにお安い気もしないブランドで固めたコーディネート。誌面で「みんなどっか5大ブランドが、かぶってマス♪ 今、”おそろコーデ”がむしろ楽しい!」なんてページもありましたが、そんな特集をしなくとも、どのスタイリングも”おそろ”に十分見えましたよ、全部~! しかしその反動からか、今月号は読み物企画が面白い! キテル!! 「磯山さやか 初の丸裸インタビュー!」から始まり、「イヴルルド遥華の『SNS改名』で運気UP!」や「『男を見る目』が欲しいんですけど!」といった、詳しくは後述しますが、「意識高い系」に関する企画とでも言うのでしょうか、そんな企画が盛りだくさん! 我が身を振り返り鳥肌が立つかもしれません。 <トピックス> ◎イヴルルド遥華の「SNS改名」で運気UP! ◎毒舌ブログで大人気!木村直人(airきむ)がぶった斬る!残念へアメーク ◎「男を見る目」がほしいんですけど! ■タイアップ? まずは「木村直人(airキム)がぶった斬る!残念へアメーク」というページを見てみましょう。ヘアサロン「air」の美容師・木村直人(通称:airきむ、らしいです)さんが初登場しています。この方、昨年より、「ブログがけっこう話題」らしく、実は筆者もこっそりチェックしていました。松田龍平さん意識系だな、と。ただ……似てるようで何かが足りない、これはなぜだろう? ばかり考えていました。余計なお世話ですね、はい。内容にいきましょう! airきむは、毒舌なブログがウケてるようで、当企画でも「『意識高い系』ははっきり言って『意識高い系www』ですよ、みなさん」と発言。「AneCan」読者について指摘してるんでしょうか……ドキドキが止まりませんが、読み進めましょう! この企画は“残念な”へアメークをぶった切る企画なのですが、見るからに盛りすぎな化粧に対してだけでなく、ナチュラルメークについても「ナチュラルすぎて悲壮感漂ってません?」や「無難で惜しい!」なーんてダメ出ししてきて、もう読んでいるだけで迷宮入り。こちらから見れば普通にナチュラルメイクで素敵だったんですが、airきむにとっては「顔が暗黒モード」にしか見えなかった模様です。どうすりゃいんだ。 最後にairきむは、「でも、その人“らしさ”や“バランス”も大事。そこをうまく見極めて手助けしたい」と言っております。はい、お店に来いってことです。納得できました。airきむは答えを出したのではなく問いをたてたのですね……。みんな、お店にレッツゴー! 12次のページ Amazon 『AneCan(アネキャン) 2015年 09 月号 [雑誌]』 関連記事 習い事を「AneCan」で披露する押切もえの横っ面をはたく、樹木希林のさすがの一言「AneCan」がマスコミ男に牙を向く! 「オシャレな男は居心地悪い」に潜むすごい本音他者の目線を欲する「AneCan」の、“察してちゃん”ファッションが重すぎる!「AneCan」が体現する、“35歳にまでにしておくこと”は結婚でも出産でもない!?「AneCan」に染み付いた、エビちゃん&もえちゃんの呪縛と“ワンランク上の女”目線