サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」西山茉希が離婚危機である本当の理由 コラム 仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」 西山茉希、夫・早乙女太一へのどろっとした怨み節に見る「離婚危機説が絶えない本当の理由」 2015/06/11 21:00 西山茉希早乙女太一女のためのテレビ深読み週報 西山茉希オフィシャルサイトより 羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。 <今回の芸能人> 「男の人は根に持つから」西山茉希 『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系、6月9日放送) 夫の悪口を言うのは、既婚女性の一種のレクリエーションである。話すことでストレスが解消されるし、聞く側としても、妻の口から出る夫の悪口はどれも似通っているから、「うちだけじゃない」と妙な安心感を覚えたりする。 6月9日放送の『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)も、恐らくこういう笑える悪口を期待していたのだと思う。タレント・福田萌、鈴木奈々、元モーニング娘。・辻希美、元AKB48・川崎希、モデル・西山茉希がそれぞれの夫婦関係を語ったが、西山だけ、テイストが違った。夫である流し目王子こと早乙女太一とは、結婚当初から離婚のうわさが絶えなかったが、同番組での怨念がこもっているかのようなどろっとした発言から推察するに、結婚生活はうまくいっているとは言い難いのではないだろうか。 例えば、福田は夫のオリエンタルラジオ・中田敦彦が「前も言ったこと」を何度も聞いたり、冷蔵庫の中のマヨネーズが目の前にあるのにもかかわらず探し出せないことが不満だと語る。口調と内容から察するに、さして不満を感じているわけではなさそうだが、この話を聞いた西山は、「わかる!」「一周見てから言ってほしい」「絶対人の話を聞いてないよね」とヒートアップし始める。鈴木が西山を援護射撃するように「前も言ったじゃんってキレないんですか?」と尋ねると、唄うような口調で「この間も言ったんですけど」「ほ~んと人の話を聞いてないよね」と、本人いわく「さらっと薄くウィスパーで」夫に伝えるそうだが、その口調はなかなか嫌みっぽい。 西山の不満は、早乙女が休みの日に当たり前のように昼過ぎまで寝ていることだそうで、「自分と子どもがいるのに、この人は早く起きようと思わないんだ」と感じるそうだ。かつて西山は『今夜くらべてみました』(同)で、夫が休みの日に、西山に嘘をついて、1人で富士急ハイランドや沖縄に出かけてしまった話をしていたが、早乙女は休みの日に家族を優先するという考えはないようだ。 しかし西山は、不満を抱えつつも、1人で昼まで寝る早乙女に、「起きて」とか「何で寝てるの?」とは一度も言ったことがないそうだ。それは仕事で疲れている夫を気遣ってではなく、冒頭の「男の人は根に持つから」という発言の通り、夫の機嫌を損ねないためである。 12次のページ Amazon 『早乙女太一 S’』 関連記事 なぜ藤原紀香は、女から嫌われるのか? 父親との会話に垣間見える「私は正しい」の姿勢保田圭、「結婚=勝ち組」を猛アピールも……安倍なつみへのくすぶるライバル心の正体“完璧妻”檀れいを語る及川光博に感じた、女をジャッジする男の“ちんこ”基準佐藤江梨子、海老蔵のスタッフとでき婚に感じた「元カレが忘れられない女」の特徴西島秀俊の「結婚7カ条」に深読みした、“高条件”を掲げる男とそれを飲む女の本音