サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」西山茉希が離婚危機である本当の理由 コラム 仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」 西山茉希、夫・早乙女太一へのどろっとした怨み節に見る「離婚危機説が絶えない本当の理由」 2015/06/11 21:00 西山茉希早乙女太一女のためのテレビ深読み週報 つい嫌みを言わずにはいられないくらい、解消されない不満をたくさん抱えているが、その一方で言いたいことを言わず、夫に気を遣う。そして夫に体を求められないことに関しては「女として悲しくならない?」と泣き顔になる。 同番組で明かされたこれらの西山の話をひっくるめると、西山は夫が好きで、どうにかしてかまってほしくて、夫をうまく動かす方法を研究しているけれど、思うような効果が出ず、かつ夫に期待することもやめられず、イライラしているということではないだろうか。 男も女も、人間はそんなに簡単に変わら(れ)ない。特に早乙女は20代前半と若く、大衆演劇界のスターという特殊なポジションにいることを考えると、変わってくれる可能性は限りなくゼロに近いように思う。 こういうときは、思い切って離婚するか、この人は変わらないと割り切ってしまうかのどちらかしかないが、西山は滑稽なまでに生真面目に、夫と戦い、相手を変えようとすることをやめない。 西山の生真面目さが表れていたのは、数年前の『さんまのまんま』(関西テレビ)である。DV疑惑の後、一度は破局したと思われていたが、妊娠が発覚して結婚。同番組に出演した際に、「こんなに本音で本気でぶつかった人は初めて」と早乙女を表現していた。この発言には、「本音で物を言えばわかり合える」「喧嘩で理解は深まる」という意識が見え隠れするが、言葉で全てが解決するなら、離婚も戦争も起きない。言葉は万能ではないのだ。 あきらめる、という愛情が、夫婦の間にはあると思う。理想の夫をあきらめたとき、夫がこちらに歩み寄ってくることもあるだろう。そのときを信じて待って、と言いたいところだが、今の西山に待つパワーがあるかは甚だ疑問である。 仁科友里(にしな・ゆり) 1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。 ブログ「もさ子の女たるもの」 前のページ12 最終更新:2015/06/11 21:04 Amazon 『早乙女太一 S’』 鈍器で打っても響かなそうな顔してるもん 関連記事 なぜ藤原紀香は、女から嫌われるのか? 父親との会話に垣間見える「私は正しい」の姿勢保田圭、「結婚=勝ち組」を猛アピールも……安倍なつみへのくすぶるライバル心の正体“完璧妻”檀れいを語る及川光博に感じた、女をジャッジする男の“ちんこ”基準佐藤江梨子、海老蔵のスタッフとでき婚に感じた「元カレが忘れられない女」の特徴西島秀俊の「結婚7カ条」に深読みした、“高条件”を掲げる男とそれを飲む女の本音 次の記事 キスマイ・千賀、ファンに大激怒のワケ >