サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」神田うの、窃盗被害を号泣語りの演技力 コラム 噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第268回】 神田うの、3,000万円窃盗被害を“ドレス発表会”で号泣語りする商売力と演技力 2015/06/02 21:00 神田うの藤原紀香女性週刊誌ぶった斬り!能年玲奈 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 「女性自身」6月16日号(光文社) 日本年金機構のネットから125万件もの情報が流出する事件が起こった。職員は公務員ではないとはいえ、国民の高度な情報を管理している公的な特殊法人だ。消えた年金で組織改革が行われたことで発足した組織だが、その緩い体質は相変わらずだった。この一件で来年スタートするマイナンバー制度への危惧の声が高まっているが、日本の役人たちの無責任体質を思うと、今後どんなトラブルが起き、国民の情報がタレ流されるのか。安保法制とダブルで暗澹たる気持ちになる。 第268回(5/28~6/2発売号より) 1位「神田うの愕然… 愛娘託したシッターに窃盗被害3千万円!」(「女性自身」6月16日号) 2位「愛之助 紀香 爛漫の同棲愛」(「女性セブン」6月11日号) 後追い「愛之助 震えた熊切あさ美『愛の暴走ネイル』『別れてない…』涙の崖っぷち告白の仰天真実!」(「女性自身」6月16日号) 後追い「片岡愛之助 それでもやっぱり!? 熊切あさ美と別れられないワケ」(「週刊女性」6月16日号) 3位「能年玲奈 『福士蒼汰とキスは絶対嫌!』事件」(「女性セブン」6月11日号) 本日6月2日のワイドショーは、各局神田うのの話題で埋め尽くされた。信頼していたベビーシッターの女性に高級バッグ等を盗まれたことが発覚したからだ。 そしてこれをスクープしたのが本日発売の「女性自身」。記事によると、うのが雇っていた4人のシッターのうち家族同然で長女も懐いていた古参シッターのAさんだったが、1年半ほどたった頃、バーキンやケリーバッグなどのブランド品や宝石、腕時計等がなくなっていたという。そのため、うのはAさんにも相談し昨年1月に被害届を提出、警察の捜査の結果、Aさんの犯行だと判明したという。立件されただけで、27点の時価1,000万円以上、また立件されなかったものも含めると時価3,000万円以上の金品が盗まれていたという。Aさんは昨年11月28日に逮捕、起訴され5月14日には懲役2年4月の実刑という一審判決が下されたという。 この話題に当然、ワイドショーは飛びついた。何しろ被害者は有名芸能人であるうの。そして加害者は一般女性だ。弱い者イジメはやり放題!! というわけで、速攻で記者たちがAさん宅を直撃する事態となった。 問題はここからだ。何しろこの日は“奇遇にも”うの自身のウエディングブランドの新作発表の日でもあった。多くのマスコミ陣がこの会場に殺到したことは言うまでもない。そしてその席で、うのはブランドの新作とはまったく関係のない事件について積極的なまでに語ったのだ。 「娘もなついていましたから信じられなかった」「娘がシッターさんのかばんを勝手に開けようとして、すごく怒られたんです。それが耳に残っているようで。それでシッターさんが来なくなってしまったと。娘が自分を責めている」「娘に申し訳ない」 123次のページ Amazon 『課長のためのビジネス演技力養成講座 (学研新書)』 関連記事 「金のための結婚」が許されない日本で、神田うのの語った“愛”がはらむ矛盾とは?「お前が言うな」と逆炎上! 長谷川潤の子育て論に噛み付いた神田うのが大荒れ「あの子は愛人体質だから……」片岡愛之助との熱愛で懸念される熊切あさ美の過去浅田真央、「現役続行」を語らざるを得なかった“人気低迷”と“収入減”の背景“佳子さまフィーバー”を巡る、宮内庁と眞子さまの胸中は? 長女次女のそれぞれの差