サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」オリラジ・藤森、破局寸前に見えるワケ コラム 仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」 脱チャラ男のオリラジ・藤森慎吾、それでも田中みな実との破局を予感せざる得ないワケ 2015/05/07 21:00 オリエンタルラジオ田中みな実女のためのテレビ深読み週報 「1人の女性を愛するチャラ男」って要はただの男でしょ 羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。 <今回の芸能人> 「チャラ男が1人の女性を愛したっていいじゃないですか」オリエンタルラジオ・藤森慎吾 『徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜比べてみました』(日本テレビ系、5月6日放送) 美点に見えて、実はそうでもないのが、恋愛における“一途”な性格だと思う。なぜなら、恋愛上手とは、裏切り上手だから。ライバルの出現、サプライズ、自分、もしくは相手の心変わり――こういった裏切りは、恋愛のマンネリを防ぎ、嫉妬心を喚起して2人の関係を盛り上げる要因にもなるが、一途な人は、私は裏切りませんと白旗を上げているようなものなので、相手に物足りなさや重さを感じさせることもある。つまり、一途な人は「捨てられやすい人」と言えるだろう。 かつてはチャラ男キャラとしてブレイクしたものの、フリーアナウンサー・田中みな実と熱愛発覚後は、クラブ通いも封印し、冒頭の「チャラ男が1人の女性を愛したっていいじゃないですか」というように一途アピールをするオリエンタルラジオ・藤森慎吾は、私に言わせると「捨てられる」ことが確実な人である。 交際発覚当初、2人の力関係はほぼイコールだった。藤森がクラブで知り合った女性と関係を結び、妊娠・堕胎させた報道があったが、それでも交際を継続していたことから考えると、田中もそれなりに藤森に愛着があったのだろう。2人の関係にズレが出てきたのは、田中のフリー転向後である。 藤森は「(フリーになっても)僕専任でいて」とラブコールを送るが、田中はスルー。というのも、フリー転向後、めざましい活躍が果たせない田中は、『しゃべくり007』(日本テレビ系)で「休日はひとりぼっち」と発言するなど、まるで彼氏がいないかのように振る舞っている。その後も『メレンゲの気持ち』(同)で、「(理想のタイプは)大人で話を聞いてくれて、博学で知識がある人」、『旅ずきんちゃん』(TBS系)で「あと3年は、誰とも結婚しない」「仕事がうまくいけば、生涯独身でもいい」「平凡な人生なんて嫌、私には似合わない」と、ともかく仕事の成功に重きを置き、自分をそこまで導いてくれるような男性を求めていることを隠さない。 それなら、とっとと別れて次の男を見つければいいのに……とも思うが、藤森はちゃんと「いい仕事」をしていた。藤森が出演した『今夜比べてみました』のテーマは、「女子力の高い男子」。藤森は田中の影響で“美容”にはまり、食事はオーガニック、日焼けは避け、スキンケアと美顔ローラーを欠かさない。3週間に1度美容院に行って、“1センチ”髪を切り、爪のケアをする。スイーツも大好物。中村アンなど女性有名人のブログを読んで、カフェのチェックも怠らない。 12次のページ Amazon 『夏あげモーション』 関連記事 堺正章という“ややこしいオッサン”に慣れない森星に感じた、女子アナ・小林麻耶の本当の実力小籔千豊は、なぜ美魔女に怒るのか? 「白髪染めを我慢する母」賛美の単純すぎる本心北斗晶を“ガン無視”する辻仁成に感じた、ナルシストを愛してしまう女のナルシズム“完璧妻”檀れいを語る及川光博に感じた、女をジャッジする男の“ちんこ”基準「ゴールインしなさそう」濱口優と南明奈カップルに見る、結婚をめぐる男女のすれ違い